44番、 ページ46
;山田side
昼休み。
女子に呼び出され、このクソ広い学校の庭に来た。
用件は、案の定 告白 というもの。
ただ、俺は即行で断るだけ。
何故か？
今俺が好きなのは、Aしか考えられないから。
どんなに見た目や性格が良くとも、Aは超えられない、ほど。
そう伝えた直後、俺にとって最悪なことが起きた。
…
『キス』。
好きじゃない、愛してもない女との『キス』。
今までも俺にはこういうことが無くはなかった。こうやって、無理矢理されることも。
…でも、状況は変わらなくても、今の俺の気持ちではただただ拒絶したい、不愉快過ぎるモノ。
これだから大半の女は、相手の気持ちも考えない、何もかも自分の思い通りになると思っている。
はっきり言って、 大嫌い だ。
そんな風に沢山の嫌な思いをしてる俺にも、運命は味方をしてくれない。
俺の視界の端に捉えた、動かない人影。
その正体は、俺の心をどん底に突き落とした。
…
……
「っ…………！！」
その人は今、俺の心をいっぱいにしている。
俺が、初めて他人を好きになることを教えてくれた人。
それも、今や心から。
山田「A、…………！」
俺は、咄嗟に離れた。いや、突き放した。
今、自分がされたこと。してしまったこと。
それを一生懸命普段は使わない頭でフル回転させたが、一向に良い考えは出てこない。
…考えというか、正直に言うのは1番なんだが。
山田「……っお、前…何してくれて………！！」
女「んふふ、山田くんとのキスはやっぱり甘い♩
あんな委員長さんより、私の方が良いでしょ？
じゃあ、ねぇ？((ハート」
何が、「じゃあ、ねぇ？」だ。
本当に気持ち悪い。甘いってなんだよ。
こちとら拒絶しとるってんだよ。
絶対に許さねえ……
ふいと視線を向けると、放心しているらしきA。
そりゃそうだわな、こんな間近で見ることないもん。
俺は誤解を解こうと、Aを来させた。
…
………あんなことになるとは知らずに。
_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_
いやぁぁあぁ、本当に更新遅くて申し訳ありません(泣
ラッキーアルファベット
X
今日のお守りマスコット
さぼねん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山田涼介愛ing - コメント返しめっちゃ嬉しいです!!本当ありがとうございますｯ！ (2017年10月23日 17時) (
レス) id: bdc8cbeed4 (このIDを非表示/違反報告)
#Rsana(プロフ) - 山田飛鳥です！名前変わりました！ (2017年10月21日 9時) (レス) id: c229a99eac (このIDを非表示/違反報告)
乃木坂☆山田飛鳥(プロフ) - さいこー！です！前にもコメントしたんですが覚えてますか？ (2017年10月14日 17時) (レス) id: c229a99eac (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - すごくおもしろいです！！続き楽しみにしてます!! (2017年10月14日 7時) (レス) id: 2c0a2c7923 (このIDを非表示/違反報告)
山田涼介愛ing - めっちゃおもしろいです!!更新楽しみに待ってますｯ！ (2017年10月8日 23時) (レス) id: bdc8cbeed4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：貴山伊咲 | 作成日時：2017年7月8日 17時
