37番、 ページ39
;山田side
大ちゃんと昼飯を食べようと思ったら、同じクラスの高木？先輩と食べるから、って言われた。
知念にも聞いてみようとしたけど、いちごちゃんと1組の教室入ってったから、一緒に食べるんだろう。
「……屋上、行ってみるか。」
久しぶりに、外の風に当たって食べるのもいいかな。
.
キィ…
少し古そうなドアを開けると、前に屋上に行ったときより断然静かで、人も見当たらない。
…でも、ドアに隠れて見えないところから、声が聞こえた。
貴「……げっ。」
ドアを閉めてそこを見ると、明らかに嫌そうで、顔をしかめているあいつが。
「…あれ、ダメ？」
そう言うと、また顔をしかめて俺を見る。
そりゃ、 アレ をした以来だもんな。
でも、あいつの口からは俺の予想外の言葉で。
貴「…はぁ、いいよ、別に。」
その答えは、今の俺には案外嬉しい言葉だった。
…まぁ、さっき以上に嫌そうだけど。
「え、嫌なのあからさまー。やった、ありがと！」
……んで、俺は躊躇なくAの隣に座った。
もちろん、拒絶しそうな勢いでなぜ隣、って言われたけど、……だって、こんな広い屋上で人2人が離れて飯食うなんて、それこそおかしいじゃん！ぼっちじゃん！
そう言ったら、「ケンカ売ってるのかな？」って言われたけど、俺はなんか恐かったから、受け流しといた。
貴「…ごちそうさま。」
俺が飯を食べていると、隣で片付けるA。
もう行こうとするから、俺は腕を掴んで、引き止めた。
「まだ昼休み終わんないからいいじゃん！」
貴「いやいや、何が嬉しくてお前と2人でいなきゃなんないんだよ。」
…結構、言われてるな。
前に一緒に女子と食べたときは、時間が終わるギリギリまでべたべたされてたんだけど。
「ひでーなー、別に教室帰っても一緒にいる人いないんでしょ？」
だって、いちごちゃんは知念と一緒だし。
そう言うと、Aは折れたのか、煩いな、と言ってストンと座った。
貴「…で？超暇なんですけど。」
「2人でゲームでもする？」
貴「絶っっ対やだ。」
_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_+_
;コメントお返し
yumi 様
ちょこちょことお返ししていけたらな、と思います(*^^*)
応援、本当にありがとうございます！！頑張っていきます。
ありがとうございました！
ラッキーアルファベット
X
今日のお守りマスコット
さぼねん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山田涼介愛ing - コメント返しめっちゃ嬉しいです!!本当ありがとうございますｯ！ (2017年10月23日 17時) (
レス) id: bdc8cbeed4 (このIDを非表示/違反報告)
#Rsana(プロフ) - 山田飛鳥です！名前変わりました！ (2017年10月21日 9時) (レス) id: c229a99eac (このIDを非表示/違反報告)
乃木坂☆山田飛鳥(プロフ) - さいこー！です！前にもコメントしたんですが覚えてますか？ (2017年10月14日 17時) (レス) id: c229a99eac (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - すごくおもしろいです！！続き楽しみにしてます!! (2017年10月14日 7時) (レス) id: 2c0a2c7923 (このIDを非表示/違反報告)
山田涼介愛ing - めっちゃおもしろいです!!更新楽しみに待ってますｯ！ (2017年10月8日 23時) (レス) id: bdc8cbeed4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：貴山伊咲 | 作成日時：2017年7月8日 17時
