色んな古代料理 ページ28
まだまだある沢山の料理を、ニトクリス様はメジェド様達と共に運んでもらうと気になった料理があったのか
ニトクリス「この蓮の花みたいなものは…?」
A「古代から壁画にも書かれているらしい《デーツ》を現代のエジプトでは《デーツタルト》とかにしてるとかで作ってみましたー!」
ニトクリス「わぁっ!……コホン。さぞかし美味しいのでしょう。楽しみにしてますから!」
私が説明を終えると非常に興味を持ったのか、ニトクリス様は忙しない様子で料理を運んでいった。
孔明の少年「おーい、次に運ぶのって…《ローストビーフヨークシャープディング添え》か。」
A「そうですよー、イギリスのほうで定番らしくて《スコーン》も作ってみたり。」
孔明の少年「アフタヌーンティーの時間はイギリスだともう過ぎてるぞ?」
時間なんて関係あるのかと、疑問に思ったので普通に聞いてみることにすると
A「時間なんて関係あるのです?」
孔明の少年「あるよ!イギリスだと大体…4〜5時くらいに食べるんだよ。」
A「そうなんですか〜物知りですね!」
孔明の少年「物知りも何もイギリスに住んでたんだから、当たり前だろ。」
…諸葛孔明が少年時代にイギリスに住んでたなんて話、聞いたことはない。
となると…この少年は誰なのだろうと、探り探り私は会話を続ける。
孔明の少年「まぁ、イギリス行ったこともないなら仕方ないかもな。
それとさ、これ…何の肉を使ってるんだ?」
A「あぁ、それは《野うさぎ》を使った古代マケドニア料理の《野うさぎのロースト》ですよ!
どうやら《マケドニア貴族の結婚祝賀会》で出されたものだとか…。
他にも《アレキサンダー大王》が《東方遠征》でインフレで云々みたいなことがあったらしいですけれど…
ごめんなさい、詳しいことまでは覚えてないです。」
アレキサンダー大王、と聞いた辺りくらいからだろうか。
少し呆然とした様子に拍子抜けしたような声で
孔明の少年「…アレキサンダー?」
A「はい!
別名だと…アレクサンドロス3世とかアレクサンダーとか…そうそうペルシア語やアラビア語だと《イスカンダル》とも呼びますね!」
孔明の少年「ふーん、あの征服馬鹿が食ってたものね…。」
急にそっぽを向いて、小声で何か言っていたのでつい
A「あのー…《小さい》声で、どうかしました?」
どうやら、小さいと言うのは地雷だったと気づいた時には何もかもが遅かった。
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エリ(プロフ) - とても面白いです、続き楽しみにしてます! (2019年5月4日 0時) (レス) id: 5baed310b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - やばい。この小説好き... (2019年3月14日 13時) (レス) id: b694bcfcdf (このIDを非表示/違反報告)
狼さん(プロフ) - ディオスさん» なるほど。理解しました。 (2018年10月1日 23時) (レス) id: 91f111e327 (このIDを非表示/違反報告)
ディオス(プロフ) - 狼さんさん» ですので、個人的な解釈では標準語も場合によっては話せると感じましたので、標準語で喋っている場面があります。長文失礼致しました。 (2018年9月30日 8時) (レス) id: bacfa85028 (このIDを非表示/違反報告)
ディオス(プロフ) - 狼さんさん» コメありがとうございます。FGOで実装されております岡田以蔵と同じにはしております。見た目に関しては第二再臨のお姿。標準語なのは6月に開催された帝都イベの際、岡田以蔵が実際に「ごめんください。こちら坂本さんのお宅で?そりゃあ好都合」と話し、それを参考に。 (2018年9月30日 7時) (レス) id: bacfa85028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ディオス | 作成日時:2017年11月22日 2時