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〃 ページ2
塾の帰り、
公園のベンチに座っていた
(なんかだるいな…
抑制剤は飲んでるし、
講義の間はなんともなかったし)
体の異変は電車を降りてからだった
家までの距離も遠く感じて
落ち着くまで休んでいたのだった
ふと俺の前に影ができた
「…ねえ。……つらい?」
すっと顔を上げると端正な顔立ちの
学ラン姿の男子高生が肩で息をしながら
俺に問いかけた
頭上に??を浮かべ男子高生と目を合わす
ブワッ
その瞬間、自分の体の熱が
上がったように思えた
「やっぱり……君だよね」
男子高生は俺の腕を掴んだ
掴まれたところがとても熱い
心臓がドクドクうるさい
呼吸ってどうするんだっけ
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作者名:一縷 | 作成日時:2020年5月7日 4時