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魔法9 ページ10

―――ナツメ side









主「何のお菓子!?」


レ「『マカロン』だ」


主「マカロン!?食いたい!」


レ「さっきの事を許すってんなら、くれてやってもいいぜ?」


主「許す!許しちゃう!だから頂戴!」


レ「ククッ…、ほらよ」


主「わーい!俺、お菓子とか大好きなんだ!特に、マカロンとワッフル、チーズケーキだ1番好き!」


レ「ふーん」


主「あ、でも1番は(最推しキャラでカッコ可愛くて尊い)お前が好き」


レ「……」


主「…?おーい、レオナ?どうしたー?」


レ「テメェ…、今なんつった?」


主「?」


レ「1番つったか?」


主「おう!」


レ「好き…俺が…1番…、1番…ブツブツ…」


主「いきなりブツブツ言い出すな、怖ぇよめっちゃ」


レ「ナツメ」


主「ん?」


レ「俺も、お前が(恋愛的な意味で)1番好きだ」


主「あ、本当?やったぜ!」


レ「これから(恋人として)よろしくな」


主「ん?当然だろ!」









いやぁ、改めてよろしくされるとは思わなかったぜ!大切な友達として、これからもよろしくお願いしますぜ!

…何だろ、何かお互いに勘違いをしてるような気がする(真顔)









主「(もぐもぐ)…うまぁい!」


レ「…(すり)」


主「…(さわさわ)」


レ「おい」


主「?(もぐもぐ)」


レ「勝手に触んな」


主「やだ、触る」


レ「チッ…、しゃーねぇな」


主「やったぜ」









レオナのユラユラ揺れる尻尾を触りつつ、貰ったマカロンを1つずつ食べていく

あ、これ抹茶だめっちゃ美味い!チョコも捨て難いけど、やっぱり俺は抹茶が1番好きかなぁ


俺は昼休みが終わるまで、胡座をかくレオナの足の上に座り後ろから抱き締められながらユラユラ揺れる長い尻尾を触りまくった

でも、午後の授業に行く前に俺はコイツの頭を勢いよくぶん殴る









ーーーゴンッ!!









レ「い"っっっ!!」


主「痛てぇのは俺だわッ!何で急に俺の首を噛んでんだよ!?血ぃ出ちゃってんじゃんかッ!痛いわド畜生がぶち殺すぞッ!」


レ「いってぇな…別にいいだろ、マーキング付けてやったんだ」


主「まー…?」


レ「はぁ…、テメェはもう俺のもんだ。その為のマーキング、分かったか?」


主「…おう?」


レ「分かったな?(ペロッ)」


主「…ッ、血を舐めとるなや!」


レ「…めっちゃ美味ぇ」


主「おいコラ、人の話を聞け」


レ「暴れるな(ペロッ)」


主「だから、辞めろってのッ!」









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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年6月10日 23時

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