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魔法24 ページ25

―――ナツメ side









それ以来、クルーウェル先生は俺の事を本当の息子のように接してくれている

周りにもそう見えるらしく、それを聞いたクルーウェル先生がめっちゃ満足そうにしてたのは忘れない

そして、クルーウェル先生は何かと過保護で心配性だという事も分かった。何かある度に、忘れ物がないか?、勉強の理解は出来てるか?など沢山聞いてくるのでその都度大丈夫と言って安心させるしかないのだ


おま…ッキャラ変わりすぎだろ!!前までのクールで、躾とか何とか言ってたアンタは一体どこにいった!?









レ「今日はそれを羽織ってんのか」


主「うん、父さんから貰ったからね」


レ「チッ…気に入らねぇ」


主「よしよし」









あ、そうそう。マジカメのアカなんだけどさ、フォロワー数が30万人をいつの間にか越えてたんだよね。なんか怖いよな…、ネット販売してないんですか?とか、何処に行けば売ってますか?とか、注文って出来るんですか?とか

様々なコメントが貼り付けた写真に書かれてあって、正直言うとかなりビックリしてるんだよ


でもなぁ、学園外でこれを売るつもりは全くないんだよね。生徒達が買ったアクセをどうしようが俺には関係ないし、もう売ったもんだからその人のもんだからね興味ない









バ「とっとと走れ!俺のような筋肉を手に入れるには、まだまだ道程が長いぞ!」


主「ふぁ〜…」









レオナは居ない、なので他の人と競いながら走ってるんだけどさ?なんか怖いんですよ、別クラスの生徒からの視線がめっさ怖い、ホラーだよ一種の!!









バ「よーし、今日はここまでだ!」


主「レオナんとこ行こ」


「あ、あの!ナツメさん!」


主「ん?」


「あの…少しいいですか?」


主「はいはい、何ですかね?」


「実は、ナツメさんのアクセサリーを見て妹が欲しいと言ってるんです…!リクエストって出来ますか?」


主「んー…、リクエストは受け付けてないんだ。そもそも、店を出してやってる訳じゃないし」


「そ、そこを何とか!お金なら頑張って出します!」


主「いやいや、お金の問題じゃないから。だったら、作る過程で必要な部品が出てくるからそれらを買ってくれるなら作るよ」


「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」









必要な部品が写真付きで書かれてある資料をその生徒に見せ、値段を見て『ぐぬぬ!でも買います!』と言い切った。お前…男前だなかっけぇぜ!!









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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年6月10日 23時

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