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魔法10 ページ11

―――ナツメ side









レ「…(ペロッ)」


主「ゃ…あ…ッ」


レ「いい声だなナツメ」


主「うっせぇ!///」









ドスッとレオナの腹を軽めに殴る、多分今の俺の顔は赤くなってる事だろう

くっそぉ〜…、何なんだよいきなり!血を舐めとってくるとか…ッ///

おのれ…獣人め…ッ!許すまじッ!









レ「(この表情(かお)は唆られるな)」


主「おら!教室行くぞ!」


レ「ああ」









午後の授業も、途中眠くなったりレオナがサボったりしながらも何とか何事も無く無事に終わる事が出来た

寮に戻って来ると、そのまま階段を上り部屋に入る…がそこには既に部屋着に着替えてベッドの上で寝転がるレオナの姿が









主「お前なぁ!勝手にサボってんじゃねぇよ!」


レ「あ?別にいいだろ、俺の勝手だ」


主「…はいはい、そーですかー」


レ「おい、ちょっと待て」


主「ん?」


レ「スンスン…」


主「え、何だよ急に…」


レ「テメェ、俺が居ねぇ間どこのどいつと居やがった」


主「は?」


レ「センセーじゃねぇな、この匂いは…ここの寮の奴か」


主「…(汗)」


レ「どいつだ」


主「何か、ここに来る前に先輩達とかが話し掛けてきてさ。『レオナさんが居ない時は、俺達がアンタを支えますからねッ!遠慮なく言って下さい!』って言って、俺に購買部で買ったマフィンをくれた」


レ「…ほう」


主「レオナも食おう?他にも、違う人達からも貰っちゃって食い切れないんだよ」


レ「テメェの料理以外食う気はねぇ」


主「むぅ…」


レ「そうだな…、テメェが俺に何か褒美をくれるってんなら手伝ってやるが」


主「褒美?んー…、昼休みの時みたいな体制で甘えるとかじゃダメ?」


レ「…それでもいい」


主「本当か!?レオナ優しいな!」


レ「ふん…、テメェの言う事は全て聞いてやる」


主「偉いぞレオナ〜♪(なでなで)」


レ「ん…(すり)」









あ"ぁ"ーーーッ!!がわ"い"い"ーーーッ!コイツ、どんだけ可愛いんだ!?最推しに甘えられるなら、もう俺は死んじゃってもいいわッ!

めっちゃ尻尾が揺れてる!ユラユラしてる!喉もゴロゴロ言ってるぞ!?さ、触りたい…撫でまくりたい!クソッ、可愛すぎかこの野郎ッ!









主「お前が屈んでくれるから、俺はお前の頭を好き放題撫でられる!ありがとな♪」


レ「…(ゴロゴロ)」


主「あ"ーーーッ!癒しかよお前ッ!辛いわ俺!どうしたらいいかな!?」









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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年6月10日 23時

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