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柊生side．* ページ3

俺はこの病院の入院患者。

小さい頃から心臓病を患っている。

よく病院から抜け出すから俺は放置されている。

で、朝だから帰ってきた訳。

その時自動ドアにぶつかってる子を見かけた。

なんだ、天然か？

滅多に笑わない俺だけど、なんか口が緩んできて
気がつけば笑ってた。

生まれてから誰からも愛されず、感情なんてのはなかった俺だったのに。


この子は…なんだろうか…


俺を変えてくれるのかな…


でも入院していることは直前まで言いたくなかった。

龍二に先越されちゃったけど、

診察。→←君。



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作者名：栞菜 | 作成日時：2014年7月28日 10時

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