第四幕 動けーっ！ ページ17
初めて、感じる死の恐怖。
ヤバい、殺される。
鮫牙の大きな拳が後ろから、迫ってくる気配がする
逃げないと・・・・
動かないと・・・・
動け・・・・！
塔子「う・・・動けーっ！」
闇菜「！！」
あたしは、ただがむしゃらに叫んだ。叫んだら、動くような気がした。
叫ぶだけ、叫んだら恐怖が和らいだような気がした。
ん・・・・？
あたしは、咄嗟に横に避けると、何かがあたしの隣を風をきって通りすぎた。
塔子「！！」
鮫牙の拳だった。拳は、そのまま突き進み、入り口のドアに強くぶち当たった。
ドカン
その音と共に、
バキイィィィ
木製の扉がもくめを横切るようにして、横に真っ二つに割れた。
塔子＆闇菜「！！」
危なかった・・・
これに当たっていたら、ヤバかった。
────────────
〔病院〕
翔公「・・・・何だ、お前もここに来たのか、猛元」
身体中を包帯でグルグル巻きにされたミイラ男──翔公は、蔑んだ目で隣のベットに横になる怪我人を見た。この怪我人──猛元は、今さっき、運ばれてきたばかりだ。
翔公とは、対照的に猛元は、外傷が少ないらしく、腹だけに包帯を巻いている。
猛元「るせぇ。言っとくが、俺は１vs２だったんだよ。不利だったんだよ。てめぇだったら、命を落としていたな」
と負けず嫌いな猛元は、そう言って舌打ちをする。
翔公は、そんな猛元とは長い付き合いだから、もう慣れたらしく、顔色一つ変えずに、
翔公「そうか、俺は、１vs３だった」
と病室から見える茜空を見つめて言った。
それを聞いて、
猛元「・・・・」
ムッとして、黙り込む猛元。それでも、
猛元「・・・なあ、力失ったんだろ？これからどうするんだよ？翔公」
猛元は、青く綺麗な瞳で翔公を見た。その瞳は、一抹の心配の意がこもっていた。
すると、翔公は、
翔公「翔公じゃない、俺は飛鷹セイヤだ」
猛元「！！」
翔公の発言を聞いて、目をカッと開いて驚く。
猛元「おい・・・・まさか！お前・・・・」
猛元は、驚きのあまり言葉が途切れ途切れになって、聞いた。
その様子の猛元に飛鷹は、微笑んで、頷いた。
飛鷹「ああ、俺、響さんっていう人と契約を交わした。つい、さっきな」
猛元「ま・・・・マジかよ」
猛元は、飛鷹に驚愕し絶句をした。
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柊 - あのシーンは個人的に萌えた>///< ヒカリが恋しい。トウコ(BW主人公)が恋しいぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃい(((ry (2011年4月8日 17時) (
レス) id: 1585bac3e1 (このIDを非表示/違反報告)
メグ - デントが小次郎に助けてもらってた時うそっ！！って思ったｗｗｗ (2011年4月8日 12時) (レス) id: 5d0d15e6a7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 感想。5分以内に。 (2011年4月7日 23時) (レス) id: 1585bac3e1 (このIDを非表示/違反報告)
メグ - デント〜〜〜〜〜〜〜〜今ポケ見てますた（＾P＾）あ、堕ちる (2011年4月7日 23時) (レス) id: 5d0d15e6a7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - デントのたくましさで泣き。イナイレが終わると言う地獄に襲われ……。 あぁ、もう、ダークエンジェルの話、クロスファイヤキャッフイ^q^ (2011年4月7日 23時) (レス) id: 1585bac3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツカサ
