第四幕 グサリ ページ14
ヒュン
ブーメランは、音をたてて猛元の元に飛んでいったかのように思われたが、
猛元「まったく、お気楽なやつだぜ。遅いから、簡単に避けられる」
と嘲笑い、刃物を避けた。刃物は、猛元の横を通りすていった。
だが、黒人は、悔しそうな顔一つしなかった。いや、むしろ、笑っていた。ニヤニヤと愉快そうに。
黒人「その言葉、そっくりそのままお前に返してやるよ。まったく、お気楽なやつだな」
と言うと
グサリ
猛元「！！」
後方から、飛んできた刃物が猛元の腹に刺さった。
猛元の腹の辺りから、血がにじみ出てきて、服を赤く染めた。
猛元「な・・・・んで・・・・だよ」
猛元は、腹を抱えて膝から倒れ込む。信じられないと言う表情だった。
すると、黒人は勝ち誇ったかのように、
黒人「お前は、大事なことを忘れている。俺の武器の形だ。俺の武器は、ブーメランの形をしている。だから、投げたら手元に戻ってくる仕組みになっているんだ。」
そう、つまり、さっきブーメランを避けた、その場所はブーメランが戻ってくる軌道だったのだ。
猛元「ハッ・・・・そうゆうことか・・・・落ちたものだな・・・・俺も」
猛元は、バタリと地面に倒れて、動かなくなった。
鬼道は、
鬼道「なあ、黒人。俺がこいつを病院に運んでいいか？」
と黒人の瞳を見つめた。黒人は、その鬼道の言葉に驚いた表情を見せた。
黒人「何でだよ！そしたら、せっかく俺が殺った意味が・・・・」
鬼道「こいつは、十分苦しんだ。俺は、それで満足だ」
と言って、腹から血を流した、猛元を背中に背負った。
猛元は、まだ意識があったのか、
猛元「お前・・・・何を・・・・する・・・・つもりだよ・・・・」
と暴れたが、鬼道は、
鬼道「安心しろ。俺は、お前を絶対に死なせたりはしない。それが、俺達のやり方だ」
と目を見て、言い聞かせると、病院の方向に走り出した。
黒人「・・・・」
それを後ろから見つめる、黒人の眼差しは温かかった。
黒人は、鬼道が置き去りにした、コンパクトサイズになるなぎなたを拾うと、
黒人「これは、お前にくれてやるよ。有効活用しな。」
と寺の縁側に置くと、天竜寺を後にした。
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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柊 - あのシーンは個人的に萌えた>///< ヒカリが恋しい。トウコ(BW主人公)が恋しいぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃい(((ry (2011年4月8日 17時) (
レス) id: 1585bac3e1 (このIDを非表示/違反報告)
メグ - デントが小次郎に助けてもらってた時うそっ！！って思ったｗｗｗ (2011年4月8日 12時) (レス) id: 5d0d15e6a7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 感想。5分以内に。 (2011年4月7日 23時) (レス) id: 1585bac3e1 (このIDを非表示/違反報告)
メグ - デント〜〜〜〜〜〜〜〜今ポケ見てますた（＾P＾）あ、堕ちる (2011年4月7日 23時) (レス) id: 5d0d15e6a7 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - デントのたくましさで泣き。イナイレが終わると言う地獄に襲われ……。 あぁ、もう、ダークエンジェルの話、クロスファイヤキャッフイ^q^ (2011年4月7日 23時) (レス) id: 1585bac3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツカサ
