朝 ページ24
.3
__ピピピピ
「……ん」
手探りで目覚まし時計を探してストップボタンを押す。いつも通りの朝。
まだ眠たい目を少し擦って目を覚まさせる。そして起きようと上半身を起こして
「……起きれない」
ガッツリ後ろからホールドされていて全く身動きが取れない。そんなこれもいつも通りの朝。
「稜雅起きてー」
私のお腹の前で組まれた腕を軽く叩きながら私を抱き枕にしている彼を起こす
『…あと30分』
「…寝てても良いけど離してこれ」
『ん…』
素直に少し腕の力を緩める。毎朝のことなんだから、稜雅も起きてくれればいいのに。
1人キッチンに立って朝食の準備をする。
朝ごはんが出来て、コーヒーを入れて
『おはよ…』
「おはよう」
稜雅はその匂いで起きて、2人向かい合って座って食事をとる。
少しまったりして稜雅は着替えて仕事に出かける。
『いってきます』
「いってらしゃい」
玄関で見送って、
『んっ』
彼からしてくるいってきますのキス。
……恥ずかしいったら。
………でも、そんな彼が
「早く帰ってきてね!気をつけて!」
『はーい』
私は大好き。
.朝
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○○(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます。頑張らせていただきます! (2018年7月28日 22時) (レス) id: bc97300b24 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん(プロフ) - 作者さんの小説大好きです!これからも応援してます! (2018年7月28日 20時) (レス) id: a151bbb754 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - ネオンガールさん» ありがとうございます!嬉しいです。頑張らせて頂きます! (2018年3月20日 9時) (レス) id: bc97300b24 (このIDを非表示/違反報告)
ネオンガール(プロフ) - たくちゃんのプロポーズのお話泣きそうになりました…。更新待ってます!頑張ってください:-) (2018年3月19日 22時) (レス) id: d6341b5934 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:.C | 作成日時:2017年12月23日 22時