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「ねっむ…」


まだ開かない目を擦りながら携帯の時計を見る

3:00




…準備の為に気合い入れて起きたけど、にしても、

「眠い…」








もう一度昨日のラインを開く。







<あ、お洒落してきて)








先輩にとっては何気ない一言何だろうけど、期待しちゃう、ほら、またドキドキが止まない






「うー何着てこ…」






候補の服をベッドに並べて目の前で悩む。
刻々と過ぎる時間に段々焦ってくる、ヤバイ、髪の毛とか化粧もしなきゃなのに…





悩みに悩んだ挙句
夏っぽい、薄い緑と水色のグラデーションのワンピースを着て鏡の前に立つ。






「これで、いいかな」






時計を見れば3:30を指す針に慌てて洗面所に走る

カーラーの電源をつけて、今のうちにファンデーションの下地塗って…







<おはよう)
<起きてる?)







おはよう、って言葉だけでまたドキドキと鳴り出す心臓。
…カレカノ、みたいだな…








(おはようございます>(起きてます!>



<良かった。また後で)









また後でって言葉の破壊力ハンパない。会えるんだなぁと思うと









「…やばい、早く準備しなきゃ」



また鏡に向き合う。




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作者名:.C | 作成日時:2017年7月17日 14時

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