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▽ ページ50
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「拓弥先輩にあったの！？」
小笠原先輩が去っていくなり佑亮がくい気味に質問してくる。
「うん。たまたま、ね？」
「あ、うん」
「いいなぁ」
佑亮が恨めしそうにみてくる
「迷子になるから悪いんだよ」
「むぅ…」
にしてもあの颯爽と去っていった背中が、迷子だったとは…
「あの、さ」
帰り道別れ際に北村くんが呟く
「ん？」
「友達で、いてもいい？」
ちょっと悲しそうな、でも照れたみたいに笑う北村くん
「うん、こちらこそ、これからもよろしくね？」
くしゃっともう一度笑うとじゃあねと去っていく
「青春だね〜！」
「なにそれ」
「そのまんま！」
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作者名：．C | 作成日時：2017年6月19日 11時
