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全ての時が止まった。感覚がした。
「えっと…」
「そんな、からかってるとかちゃうから」
そう言った先輩は一瞬真顔になると、またフッと笑って照れくさそうに頭を掻く。
「俺、アイツの幼馴染。話なんでも聞くから。いつでもここおいで。」
吉野先輩 と 草川先輩 が 繋がった。
それから、佑亮の部活がオフの日以外はほぼ毎日音楽室に通った。
吉野先輩からは草川先輩の色々な顔が知れた。
元々はサッカーが好きで、中学で小笠原先輩に出会ったこと。
その小笠原先輩に誘われてダンス部に入ったこと。本当は人見知りなこと。
もの凄く優しい人だということ。暗闇がちょっと苦手だということ。
その1つ1つは新鮮で、私の好きという感情をさらに大きくさせた。
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作者名:.C | 作成日時:2017年6月19日 11時