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今、私の体が熱いのは、多分この暑さのせいで…



「ちょっと僕ゴミ捨ててくる!」




隣にいる人達のせいなんかじゃない。







「Aちゃん、それ何味?」
「シンプルにバニラです」
「いいねバニラ。拓弥何にする?」
「抹茶」




私も、今度抹茶食べようかな。なんて思う私は単純なのかもしれない。







「私たち、もう帰るんで先輩たちこっち座ってください。そっち、日なたで暑いでしょう?」




佑亮が戻ってきたのを確認して腰を上げる。



「いいの?ごめんね」






申し訳なさそうに笑う小笠原先輩に軽く会釈をして佑亮の元へ向かう。









「うわ〜なんか運命って感じだよね!」



佑亮の言う運命は、

もしかしなくても小笠原先輩のこと。



「…うん」


でも、私にとっては、草川先輩のこと。


いつから私、佑亮に嘘ついてるんだっけ…


多分…








「A?」
「ん?……」







……初めて告白された時からだと思う。







▽→←.



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作者名:.C | 作成日時:2017年6月19日 11時

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