破滅後のニンゲン1 ページ9
目を閉じるだけで いつもあの光景が思い浮かぶ。
ミ「ねぇ零ちゃん、僕ら家族だよね。」
零『私、家族なんて分かんな(ミ「はいうるさいうるさーい」』
ミ「僕ら百夜孤児院のみんなは家族だってもう決まってるもんね〜。」
「零姉ちゃん大好き!」
零『も〜しょうがないなぁ。』
大切な友達、仲間、家族の笑顔…そして_
その家族を 吸血鬼に殺される光景
ミ「に…逃げて…零ちゃん…」
零『ああああああ!!!』
四年後 東京、渋谷
本当に少し目を閉じただけで、4年経った今もあの光景が浮かんでくる。
ドゴッ!
「クソッ…《ヨハネの四騎士》か…!!」
「百夜零二等兵!?こんな所で何をしている!!早く逃げ…」
はっ逃げる?誰に行ってるんだ。私は吸血鬼に復讐する為に〜とか、優ちゃんは言うんだろうな〜。でも…
零『この程度のバケモノ…殺せなくってどうする!』ドンッ
「…!!あのバカまた命令違反を…!」
どうも!今も元気に“優ちゃん”やってます!
翌日 第二渋谷高校
いや〜命令違反で謹慎!我ながら笑えるわ〜wwクスクス笑っていると…
先「おーい百夜零なに笑ってる?いま授業中だぞ?」
おっとこんな時はプイッです!
先「おっお前その態度は何だ!?」
転校云々停学に〜だって。だったら…
零『じゃあ停学でお願いs(先「巫山戯んなぁぁぁ!!」フフッ』トントン
おこれは
??{私はシノア。軍からの監視官です。}
やっぱりと思っていると更にノートにこう書き足す。
シ{もしあなたに協調性が…}
云々。(飛ばしすぎやろ。)
零『ほいほ〜い』ニコッ
シ「…少しは協調性、ありそうですね。でも一応貴女の謹慎は(零『ここで“友達”を作ること?』よくご存知で。」
ハァ
零『そんなのいつか居なくなるだけなのに』ボソッ
シ「?」
4年前
グ「何故俺の名前を?」
口が滑っちった。
零『聞き出そうと頑張って貰って良いですけどどうせ私は嘘しか言いませんよ。私は嘘つきですからね。』
グ「こりゃ恐ろしい餓鬼だ。さて知っての通り俺は一瀬グレン。中佐だ。所属は日本帝鬼軍。俺と来れば憎い吸血鬼どもを殺せる。どうだ?」
零『…いいでしょう。』
零『分かってたけど4年も私を放置して。』
ガヤガヤ
零(でも復興し過ぎだな。)
シ「待ってて♪私もアイス大好きなんだよね♪」
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吹雪 - いつも楽しく見てます、更新頑張ってください! (2022年11月20日 8時) (レス) @page24 id: 8da257a506 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - うぁー、更新お願いします。神。 (2022年7月16日 19時) (レス) @page24 id: 5347ef430e (このIDを非表示/違反報告)
霞朧(プロフ) - コメントありがとうございます!早くて今日くらいに更新します! (2021年5月8日 10時) (レス) id: 2d666c93ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつになったら更新しますか (2021年5月6日 21時) (レス) id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 頑張ってください! 楽しみにしています。 (2021年5月5日 21時) (レス) id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月の綺麗な夜 x他1人 | 作成日時:2021年5月1日 1時