文ストの世界から終わりのセラフの世界へトリップしてしまった件について

吸血鬼ミカエラ5　&　その頃の迷い狗達 ページ24

グ「気持ち悪くねぇよ。いつだって俺はイケてるだろ?」

若干引き気味の零。

グ「…まぁ下らん政治の後だとちょっと面白いぞ。」

零『はぁ?…グレンって、やっぱり…』

グ「あ?んだよ。」

零『…別に。(心配してるなんて言えないぃぃ!!)てかそろそろ武器頂戴。』

＿＿零sideに戻ります。

言えないよ。まだ会ってないけど、柊深夜達の事とか大丈夫なの?なんて…

グ「お前、そーんなに吸血鬼に復讐したいのか?」ﾋｮｲｯ

ﾄﾞﾃｯ

っつ〜。そーいえば足持たれたまんまだった…。う〜ん復讐か。

零『したいよ。【彼奴】もそうするし。』

グ「彼奴ぅ?俺の知らん所で男作ってねぇだろうなぁ?」

零『違うって。』

…ﾌﾌｯさぁさ♪【彼奴】は赤銅色の髪の彼?彼は大切な物を傷つける奴には容赦ない。
それとも翡翠色の瞳の天使君かな?どっちでしょ〜

グ「…よしなら明日、鬼と契約するか。で前線に出してやる。」

あーやっとか。

グ「あぁそうしよう。訓練間に合ってなくてももういいや。」

＿俺が守るからな

零『…グレン。』

グ「ん?」

零『格好つけてるとこ悪いけど…私の饂飩ﾝﾝﾝﾝ!!!!』

グ「あーうるせ!!ｺﾞｯやっぱ餓鬼だわ。でもまぁちょっと面白くなって来たかな。」

蹴って気絶させた零をお姫様抱っこしながら呟いた。

＿＿＿＿＿

その頃 ヨコハマ武装探偵社、社長室

??「しゃちょー。」

??「…乱歩か。どうした。」

＿武装探偵社 探偵:江戸川乱歩

乱「分ってるくせに。零の事だよ。」

＿武装探偵社 社長:福沢諭吉

福「…あぁ。もう零が敵異能力者に異能をかけられ、行方不明になってもう“一ヶ月”か。」

乱「うん。それともう一つ。最近零が賢治の異能を使った反応が視られた。“一週間前”同盟を結んだポートマフィアの幹部、尾崎紅葉、中原中也の異能の使用も。全員攻撃的な異能だ。つまり…」

福「今零は戦う事を強いられている…と。」

乱「うん。とはいえ情報が少ない。又追跡系の異能力者を特務課から洗ってくるよ。」

福「うむ。…社員達の様子は。」

乱「あの太宰でさえ自○に行ってないくらいだよ。太陽が消えたみたいに静かでくらい。」

福「そうか…」

そう言って福沢の視線を落とした先には以下のこと。

·瓢月(ﾋｮｳｹﾞﾂ)零ニ関シテノ報告書

瓢月。零が百夜になる前の姓だった。

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