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私は結構映画見るの好きで。
だから見る場所とか結構こだわりがあるんだけど…
大毅「俺の好みで席選んでもうたけど…」
申し訳なさそうに渡してくれるチケットの座席はKの7。
真ん中の方の列の端2つ。
……ドンピシャで私の好みの席だった。
なんで？なんで知ってるの？
言ったこと…ないよね。
それか…ほんとにたまたま好みが一緒、ってこと？
…それもそれでなんか、
大毅「あ…嫌だった？あっ、替えてもらって…」
「あぁ、いけるで！うん、ありがとう。」
何も言わない私に勘違いしたのか慌ててレジに走っていこうとする重岡の腕を引っぱって止める。
私もここの席好き、なんて言いにくいし言ったら多分…いや、100%調子乗るし。
驚いた顔で私を見つめてる重岡に大丈夫やで、って微笑む。
…と、
「ひゃっ、」
大毅「可愛すぎやから。」
あのー…え？
掴んでた手首を逆に掴みかえされて、引き寄せられたかと思うと…次の瞬間にはもう重岡の腕の中。
えー…なんでー…？
時々、重岡の可愛いのツボがわからん時がある。
今がまさにそれ。
こいつ…可愛いって言うとけばええ、とか思ってへんよな？
私が睨んでることに気づいてない重岡は私を余計強く抱き締める。
「あー…分かったから、とりま入ろ？」
重岡の肩をポンポン、と叩いて離させる。
不満そうな顔をしてる重岡の手からチケットを取って入場する。
「あー、楽しみやなぁ。ともくん。」
大毅「とっ！？」
「大好きやねん、ともくん。」
大毅「と、ともくん…？」
「そう。ともくん。中村倫也。」
大毅「中村倫也のことともくんって呼んでるん！？」
「え…うん。」
大毅「…俺のことは重岡やのに？」
「ん？なんて？」
大毅「…何も言うてへん！」
…え？なんでちょっと拗ねてんの？
ふんっと通路側を向いてしまった重岡。
いや、ほんとに聞こえなかっただけなんですけど…。
男心はわからんなぁってオレンジジュースに口付けた時…
「おぉ！シゲやん！」
大毅「…げ。」
…聞き覚えのある声。
思い切りそっちの方に目を向けると…バッチリ目が合って。
驚きで目を丸くする人物に…もう口角は最高に上がって。
…でもそれと同時にその横にいた人物にびっくり。
なんで…？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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れもんてぃー(プロフ) - Aさん» ありがたいお言葉...Aさんのように楽しみにしてくださる方がいたら私自身も執筆の意欲が湧きます！ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年10月19日 1時) (
レス) id: 95a666bd2e (このIDを非表示/違反報告)
A - れもんてぃーさん、、、めっっっちゃ面白いです！！！本当に止まらなくて！大変かもしれませんがとってもとっても続きが見たいです！楽しみに待ってますので、更新頑張ってください！！ (2019年10月15日 22時) (レス) id: fe81496d1f (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー(プロフ) - イエーイさん» ほんとですか？めちゃめちゃ嬉しいです、ありがとうございます(；；)頑張るので応援よろしくお願いします！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 95a666bd2e (このIDを非表示/違反報告)
イエーイ - ちょー良かったです！今まで読んだ中で､一番ドキドキしました♪更新これからも頑張ってください！ (2019年8月19日 17時) (レス) id: c1b6ca1cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんてぃー | 作成日時：2019年8月4日 21時
