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照史「あ、そや、数IIの教科書貸してくれてん？」
「うん…勝手に机の中から持ってて…」
照史「？おう、」
急に不機嫌になった私を不思議そうに唇を尖らせて見ると、もう覚えきった私の席につくとなんも躊躇うことなくガサガサと机をあさって教科書を取る。
照史「また部活でな」
帰り際、項垂れてる私の頭をポンポン、と撫でるとクイッと片方の口角を上げて自分のクラスへと帰ってった。
あぁ、好き。午後の授業も頑張れる…けど。
照史に変な誤解された傷はまだ癒えてない。
まだくっついてる重岡なんて気にせず机に思い切り突っ伏す。
「もう重岡嫌い…」
大毅「なんでやねん！！なぁ！嫌いはやめて！嘘でも傷つく！」
あぁ、、照史ぉ…
耳元で騒ぐ重岡をしっしっと手で払うと流石に空気を読んだのか素直に私から離れる。
そんな重岡に顔を背けて照史のクラスがある方向を見つめる。
智洋「…AもＧＷ遊ぼな？」
あぁ、ほんま好きやなぁ、照史。
「…うん、」
照史は私のこと、どう思っとるんやろか。
雛美「…バイトあるん？」
同じ気持ち、やったら嬉しいなぁ。
「うん…」
部員とかおるのにわざわざ私んとこに教科書借りに来るし。
雛美「いつ？」
しかも帰り際の頭ポンポン。
「うん…」
あんなんされたら嫌でも期待してしまう。
凛「……あんたどこのバイトしてたっけ」
部活ん時も私にタオル預けてくれるし。
「うん…」
凛「…重岡、行け。」
大毅「は！？俺！？」
凛「お前。今ならいける。」
大毅「えぇ…、ゔゔんっ、Aちゃん、一緒に遊び行かへん？」
でもなぁ、私が重岡にウザ絡みされててもずっと笑顔やしなあ。
「うん、」
普通好きな人が違う男にベタベタされてたら嫌やんな？
大毅「え！？ほんま！？」
そもそも照史って好きな子おるんかな。
「うん…」
凛「もっと、」
大毅「え、もっと…あ、今夜電話せえへん？」
その好きな人が私…とかだったらどないしよ！？
「うん、」
え、そんなん耐えれへん！キュン死してまう！
大毅「！じゃあ今日一緒帰ろ！」
あの笑顔私だけに向けてくれたりするんやろ？
「うん、」
なにそれ…すき…
大毅「おっしゃあ！！！」
「っ、びびった、え、なに？急に叫ばんといてくれん？」
照史のことを考えてると急に耳元で大声がして。
え、何、なんでこんなに重岡喜んでるん。
ちらっと3人の方を見ると呆れたようにこっちを見てて。
え、ほんま何？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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れもんてぃー(プロフ) - Aさん» ありがたいお言葉...Aさんのように楽しみにしてくださる方がいたら私自身も執筆の意欲が湧きます！ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年10月19日 1時) (
レス) id: 95a666bd2e (このIDを非表示/違反報告)
A - れもんてぃーさん、、、めっっっちゃ面白いです！！！本当に止まらなくて！大変かもしれませんがとってもとっても続きが見たいです！楽しみに待ってますので、更新頑張ってください！！ (2019年10月15日 22時) (レス) id: fe81496d1f (このIDを非表示/違反報告)
れもんてぃー(プロフ) - イエーイさん» ほんとですか？めちゃめちゃ嬉しいです、ありがとうございます(；；)頑張るので応援よろしくお願いします！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 95a666bd2e (このIDを非表示/違反報告)
イエーイ - ちょー良かったです！今まで読んだ中で､一番ドキドキしました♪更新これからも頑張ってください！ (2019年8月19日 17時) (レス) id: c1b6ca1cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんてぃー | 作成日時：2019年8月4日 21時
