ヒソカ×どうやら私はペット兼彼女になったようです (ページ5)

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『ど、どこに連れて行く気ですか！？』ページ5

ヒソカ「森の奥だよ♣」

『え？！』

ヒソカは無言で、Aを抱えたまま森の奥にどんどん進んでいく。

『どどどうしてこんなところに連れて行くんですか？』

ヒソカ「デートだよ♡自然に囲まれてキミと過ごそうと思ってね」

『え！いやでも、仕事が、私またクビになっちゃいます！！』

ヒソカ「そうなのかい？人間界は大変だね。ボクはサボっても旅団から追放されないよ」

(りょ、りょだんってなんだあ？
よくわからないけど、困るーー！！！)

その時、背後から何かが襲いかかってきた！

ヒソカ「！」

『キャーーー！！！！！！なに！？なんなのですか！？』

ヒソカ「誰だい？不意をついてくる野蛮人は」

原始人のような見た目をしている小太りの男だ。
右手に斧を持っている。

男「お前・・・ヒソカだろォ？知ってるぜぇ。ハンター試験で俺の仲間が世話になったなぁ」

ヒソカ「？」

男「噂で耳にしたんだよ。オレの可愛い弟子が、お前に首跳ねられちまったとな。この仮を返してもらおうか！！」

ヒソカは喉を鳴らす。

ヒソカ「ああ、あの四鎌か」

男「覚悟しろこのやろう」

ヒソカ「いいよ。君、邪魔だからあっち行ってなよ」

『邪魔ってなんですか！あなたが連れてきたのに！！」

Aは木の影に隠れて、戦闘を見ていた。

男「オレは斧使い名人。弟子は四つの釜を操っていたがオレはなんと」

男「斧八つだ！」

ヒソカ「ふぅん、小太りに見えたのはそう言うこと・・・♣」

『ひぇーーー！！！やめてください！！喧嘩はよくありません！！！』

ヒソカ「キミは静かにするんだ♦」

『はい・・・』