無魔力少女と風を統べし少年

第７話 厳しくも優しい相談役 ページ10

東条サイド

俺は片岡先生がいるであろう、カウンセリング室へいき、到着すると、扉をノックした。

東条「片岡先生。１年の東条です。」

片岡『入れ』

東条「失礼します。」(ｶﾞﾁｬｯ)

片岡「その様子だと、相談に来たようだな。東条」

この人が片岡鉄心先生

現国教員、炎魔法教員、カウンセラーと３つの職を兼任している、敏腕教師だ

東条「はい。実は………」

俺は昨日のこと、明世のことをありのまま話した。

片岡「そうか。お前はどうしたいんだ？」

東条「助けたいです。彼女の苦しみ、悲しみ、寂しさを受け止めて、彼女を笑顔にしたいです！」

片岡「………ならば、そばにいてやれ。今日の試験が終われば、採点と会議がかかるから、１週間休校だ。その間にたくさん、いろんなものを見せてやれ」

東条「はい！ありがとうございます！」

俺は片岡先生にお礼を言い、カウンセリング室を出た

東条「たくさん、いろんなものを見せてやれ、か。なら、放課後、明世に似合いそうな服を探してみよう！」

んでもって、遊園地や水族館、ショッピングモール、楽しい場所に明世を連れていこう！

あー！楽しみになってきた！

さて、いきますか！魔法定期試験へ！！

俺は風魔法使いの教室へむかった

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