無魔力少女と風を統べし少年

第３９話 深紅の業火 ページ44

沢村サイド

同じ炎使いとして、負けられねぇ！

それに、明世が狙われてるなら、俺も守ってやらねぇと！

だって、友達だからな！

沢村「いくぞ！ラッシュ・フレイム！！」

夏奈「甘いなぁ……ブラッディ・バースト！！」

！！なんの……！

沢村「まだまだぁー！！」

夏奈「！？(ブラッディ・バーストを受けてるはずなのに、スピードがどんどん加速してる…！？)」

沢村「隙ありぃ！！」

夏奈「ぐはっ！！こんの…！なんで、ソイツを守ってんの……？」

沢村「大切な友達だからだ！お前らは明世を苦しめすぎた。だから、倒す！」

明世「！！栄純……」

それに、じっちゃんにいつも言われてた

困ってる人がいたら、真っ先に動けってな！

栄「！！栄純くん、炎が……赤みを増して、輝いている……！」

沢村「！！ホントだ……」

それに、魔力が溢れてくる……！

これ、この前の金丸と春っちと同じ……なら！

沢村「覚悟はいいか！赤沢夏奈！！」(ﾎﾞｫｯ)

夏奈「！？(なんだ！？あの輝きを纏った炎は！？)」

詠唱はしてる暇ない！速攻で決める！！

沢村「ルビーノ・エクスプロージョン！！」

夏奈「うわぁぁぁっ！くそ！あんた、名前は！」

沢村「青道魔法学園高等部１年、沢村栄純だ！」

夏奈「沢村栄純……その名前、忘れない！次はアタシが勝つからな！！」

夏奈は去っていった

春市「凄いよ、栄純くん！」

金丸「ノワールセクステットに勝っちまった！」

千李「やるじゃんか！」

沢村「あはは…たまたまだよ。」

紅葉「でも、これ、きっと、自信つくよ。」

降谷「……僕も負けられない」(ｺﾞｵｵｵｵ…)

降谷のやつ、オーラ出しやがって……

東条「さ、帰ろっか」

沢村「そうだな！」

こうして、トラブルがありながらも楽しい時間を過ごしたのだった

第４０話 似た者同士→←第３８話 突然の襲撃

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す