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仲良く手を繋いで歩き出すAと渚
先に止まってる車から
小型犬が2匹出てきた
渚「あっ！.........ワンちゃん♪」
Aの手を離して
勢いよく走り出した渚
「あっ
渚、だめ！危ないから！！！！！」
走り出したA
俺も急いで追いかける
そこにあっという間に現れた
黒いワンボックスカー
ほんまに物凄いスピードや
“ ...........絶対、死なせへん ”
足は加速を速めて
愛おしい二人の元へ
.
.
.
キキーーーーーーーーーーー
目前に迫る車に
渚を必死に突き飛ばし、
そのまま呆然と迫り来る黒い影を見つめるA
そのAを思いっきり
突き飛ばした
.
.
.
キキーーーーーーーーー
ガンッ
一瞬、身体全体に衝撃が走ったけど
.........全然痛ない
気が付くと俺は浮いていて
弾き飛ばされて宙を舞う自分の最期を見ていた
“ ..........廉 ”
「うわぁっ」
『........うるさい』
耳元で聞こえる聞き慣れた声
俺は玄樹に抱き抱えられながら宙に浮いていた
「........なんやお前か
なぁ、
俺ぶつかったとき全然痛くなかったんやけど」
『.........俺が
衝撃を全部吸収したんだよ
..........俺も一緒に飛び込んだんだ』
.
.
.
Genki
廉を守りたい
こんなにも愛おしい人を守りたいと
恐怖に自ら立ち向かっていく廉を守ってあげたい
........その気持ち
あとは俺の宿命
13歳の俺が決心した
Aを危険から守る
その宿命
..........あの日果たせなかった宿命
身体中に走る感じたことのない激しい痛みは
耐えきれなくなりそうなものだったけど
もう、一度死んでしまってる俺は
痛みだけ同じように感じるだけで
..........何も変わらない
全身に走る痛みに悶えながらも
気付かれないように
廉を平然と抱いたまま
ふわりと宙を舞う廉の身体を見てた
.
.
.
今度は俺、
..........ちゃんと守れたかな？
Aちゃん
君にとっての大事な廉まで
奪ってしまってごめんね_______
でも、どうしようもできなかったんだ
本当は二人とも助けたかった
胸が痛いよ
押し潰されそうだ
この身体中に
今も尚走り続けてる痛みよりもっと
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えりんぎぷ−る - 一気に読んで、たくさん泣きました！推しでもないれんれんなのに、、、www天使っていう設定がまたまた良いですね。 (2020年7月1日 22時) (
レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
miii(プロフ) - はじめまして。一気に読みました！切なくて涙が溢れましたが、最後はとても暖かくて本当作者様の表現が素晴らしいです。おつかれさまでした。 (2020年6月3日 7時) (レス) id: 461d11f3fb (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - すみません！2019年ではなく2020年です！！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。まだまだ気になる部分は沢山ありますし、こんなにも切なくて愛おしいラブストーリーをお書きになった主様は最高な方です。ただ、一つ要望を言うとすれば、廉くんと再び巡り合うまでの出来事を読みたい。です。笑 長文失礼しました。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。玄樹くんが更に80年天使を続けたのはきっと、渚ちゃんと汐音くんの成長を見届ける事と、廉くんが天使としての仕事を全うして生まれ変わって、主人公の女の子と再び巡り合うことを見届けたかったからではないかと考えています。続きます。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美雨 - miu -
| 作成日時：2016年1月1日 17時
