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77頁 ページ31

こうしてAと肌を重ねるのも

今日で

この瞬間で最後





ずっとこうしていたいのに

心はそう思っていても

快感に痺れていく身体は

もう限界に達しそうになる





廉「A、もう無理や」





「........ん、いい...よ」





徐々にストロークを早めていく





その動きに合わせて

Aの感じる甘い声も大きく

激しくなっていく





未だ残る罪悪感に

少し早めにAから抜け出そうとすると

Aは俺の腰のあたりを

ぎゅうっと掴んだ





「.........お願い


あたしと繋がったままでいて



廉の愛

.......全部、受け止めたいの」





その紅潮した涙目の表情に

俺の中に僅かにあった

理性というものはあっという間に消えていく







.







.







俺を包み込むAの熱い中で

俺はAへの想いでいっぱいだった愛を吐き出した





それでもすぐにAから出ていけずに

繋がったままなのは

やっぱり離れたくないから




これが最後と分かっているから







繋がったまま

Aの目から溢れる涙を

指で拭って、

その涙の跡にそっと優しくキスを落とす





何度も何度もキスを重ねて

何度も何度も “ 愛してる ” と言い合った







10分くらいはそうしてただろうか

俺たちはやっと名残惜しさを感じつつも離れた







そしてもう一度服を着て

元の書斎へと戻る

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えりんぎぷ−る - 一気に読んで、たくさん泣きました!推しでもないれんれんなのに、、、www天使っていう設定がまたまた良いですね。 (2020年7月1日 22時) (レス) id: 2200018ee9 (このIDを非表示/違反報告)
miii(プロフ) - はじめまして。一気に読みました!切なくて涙が溢れましたが、最後はとても暖かくて本当作者様の表現が素晴らしいです。おつかれさまでした。 (2020年6月3日 7時) (レス) id: 461d11f3fb (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - すみません!2019年ではなく2020年です!! (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。まだまだ気になる部分は沢山ありますし、こんなにも切なくて愛おしいラブストーリーをお書きになった主様は最高な方です。ただ、一つ要望を言うとすれば、廉くんと再び巡り合うまでの出来事を読みたい。です。笑 長文失礼しました。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 続きです。玄樹くんが更に80年天使を続けたのはきっと、渚ちゃんと汐音くんの成長を見届ける事と、廉くんが天使としての仕事を全うして生まれ変わって、主人公の女の子と再び巡り合うことを見届けたかったからではないかと考えています。続きます。 (2020年3月30日 1時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美雨 - miu - | 作成日時:2016年1月1日 17時

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