クロキバリョウ ページ6
?「流石リョウくん、お疲れ様♪」
?「はあ…はっきり言って面倒なんすよね。」
?「あら、命令は絶対よ?文句言わない!」
?「はいはい…。」
私を助けてくれたであろう男と、その男の主人らしき女の会話を私はポカンとして見ていた。
?「すげー、阿保面。」
は?
こいつ、今なんて?
この私に今、阿保って…。
その言葉に私はカチンときてしまった。
貴「はああぁあ!?あんた初対面の人間に阿保面って言ったでしょ!どういう神経してんのよ!」
?「助けてもらった人間にそんなことで怒り狂う人間の神経も疑いますけどね。」
貴「…っ!もう、頭きた!だいたいねえ!」
?「はいストップストップ!」
?「自己紹介がまだよ。ケンカはその後!
リョウくん!説明して!」
?「はあ、…今ここにいるのが薙切アリス。
まあ、薙切えりなの従姉妹っすね。」
貴「!薙切えりなの…?」
ア「そうよ!私は薙切アリス。遠月の頂点に立つものよ。そしてこっちが、私の犬…じゃなくて、お付きの黒木場リョウくん!私の命令ならなんでもきくのよ!」
黒「いま思いっきり犬って言いましたよね。」
ア「細かいことは気にしない!」
と、手を叩いてごまかすアリス。
ア「ハヤメちゃんね。よろしく!」
貴「ええ…。よろしく。」
ア「まあ、これからたくさん会うことが多そうだし、仲良くしましょ♪」
そう言って二人は去っていった。
…結局中断したままだったけど…。
黒木場リョウ…。あいつはすっごく腹立たしい!…今度会ったら…。
だだじゃおかないわ!
終わり←ミシラヌオトコ
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月女神 | 作成日時:2015年3月15日 22時