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ちょっとびっくりしてたけど、安心したのか私の胸で大人しくしてる大橋くんの頭を撫でる。
｢可愛い…｣
私の言葉に反応してパッて顔をあげる大橋くん。
｢可愛くないし｣
ちょっとムスッてしてる。
｢可愛いもん。愛おしいなぁって思う｣
よしよししてる手を急に掴まれて押し倒される。
｢顔赤いで？どうしたん？｣
至近距離で見つめられ身動きが取れない。
｢大橋くん…近い…｣
｢ん？なんて？｣
絶対聞こえてるくせにめっちゃ意地悪やん。
さらに近づいてくる大橋くんに心臓が爆発寸前。
でもここで目を逸らしたら負けな気がしてじっと大橋くんの目を見つめる。
｢おおはしくん…｣
｢おおはしくんってば…｣
呼んでも返事してくれへん。
｢名前で呼んで｣
｢大橋和也｣
｢なんでフルネームやねん！｣
大橋くんめっちゃ笑ってるねん。
この笑顔が世界で1番、いや宇宙で1番大好きやねん。
｢和くん…｣
｢んふふ、よくできました｣
めっちゃ満足そうな顔しておでここつんってしてきた。
｢ねぇ和くん。ちゅーしないん？｣
｢したい？｣
和くんの前髪が私の目にかかってくすぐったい。
こんなに近くで寸止めするなんてずるい。
｢…したい。して？｣
もう恥ずかしくて泣きそうなんやけど。
｢めっちゃ可愛い…｣
和くんからのキスはいつも優しめなのに
今日はいつもと違って上手く呼吸ができない。
｢かずく…｣
和くんの首に手を回す。
｢ごめん、今日止めれへんかも｣
｢うん…いいよ｣
身体を起こして私をお姫様抱っこしてくれる。
｢和くんのお姫様抱っこ3回目や！｣
｢そんなん数えなくてもこれからいくらでもしたるで？｣
嬉しいな。数えなくていいんやって。
めっちゃにやにやしちゃう。
世界で1番大好きな人と一緒にいられる私は世界で1番幸せ者やもん。
和くんがいれば他に何もいらないって本気でそう思えるから。
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はな(プロフ) - もんもんさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！頑張りますね！ (2022年1月14日 23時) (
レス) id: 2b2d541354 (このIDを非表示/違反報告)
もんもん(プロフ) - 今までにない設定でとても面白くて引き込まれるお話です！これからも楽しみにしています\♡︎/ (2022年1月14日 2時) (レス) @page50 id: d795766383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2021年8月14日 20時
