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轟side
子どもが零…Aに俺のことを聞いた時
正直焦った
俺は面白いことも何も言えねぇし
イケメンとかもよく分からねェ
まず顔にこんな派手な傷がある時点で
ダメだろうとは思う
現に今日1度も良いところ見せてねェし
こんな俺を…なんでコイツは
好きになってくれたんだろうって考えてしまう
彼女は俺の側にいるだけで楽しいと
フニャっとした笑顔でそう言ってくれた
貴「とどろ…焦凍くんは
どうして私のこと好きになってくれたの？
って…アハハ言いづらいよね、やっぱいい！」
言いづらいことは何も無い
轟「まず…Aの笑った顔が好きだ
お前が隣にいてくれると、頑張ろうって思える
それに…安心する
あとは『もういい…』」
貴「…何でそんな恥ずかしがらず言えちゃうのかなぁ」
轟「本当の事だからな」
Aの顔はまた赤くなっていく
貴「いつもずるいなぁ
私ばっかり赤くなっちゃって、恥ずかしい」
轟「表情がコロコロ変わるとこも
ガキみてぇで良いと思うぞ」
貴「絶対ソレからかってるでしょ！」
轟「バレたか」
しゅんとする彼女
そういうとこが可愛いなって毎度思っちまう
貴「…焦凍くん、手出して」
轟「？…あぁ」
言われた通り手を彼女の前に出す
すると彼女は俺の手に細い指を絡めて
貴「…ドキドキする？」
轟「…いや」
それより、上目遣いで照れたような顔をしてこちらを見るお前が可愛い
なんて言わない
また彼女は肩を落とす
貴「…私は勇気出して繋いでみたんだけどなぁ
じゃあいいよ外そ『離さねェ』」
彼女の手を握り返す
轟「…寮帰るまで、このままだ」
…今になってなぜか
顔が熱くなってきた
貴「焦凍くん、こっち向いて？」
轟「今は嫌だ」
そう言うと、くすりと笑う
コイツ分かってて言ってんな、多分
極めつけは
貴「…やっぱ焦凍くんのこと、好きだなぁ私」
無意識かしらねぇがポツリと呟く
このタイミングで好きとか言うなよ…
彼女の細い指が、キュッと少し力を入れて
俺の手を握り返す
俺は多分、そこら辺のやつよりもずっと幸せだ
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mona(プロフ) - キャンディットさん» お久しぶりです♪ありがとうございます！アニメ勢なんですね（ ; ; ）ネタバレ要素がこの回まで満載で申し訳ないです（ ; ; ）楽しんで頂ける作品になっていることを祈っています！ (2018年10月9日 22時) (
レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - 続編おめでとうございます！って言っても、もう結構進んでますけどね笑 私アニメ勢で、ここから先の展開が分からず、自分的にネタバレになってしまうんです。それで最近は見るのを拒んで…。でも、見ます！笑 今から全部！決断しました！笑 最新まで追いかけまーす！ (2018年10月9日 21時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - KANOさん» え！うれしいです…（ ; ; ）ありがとうございます！！！！ (2018年9月26日 20時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
KANO - いや、もうホントなんなんだよ！最高じゃねーか！ (2018年9月26日 12時) (レス) id: bf0bad2897 (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - mayumiさん» コメントありがとうございます！さぁ…最終章に入りかけです（ ; ; ）楽しみにして頂けたらなと思います！ (2018年9月16日 23時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
| 作成日時：2018年9月10日 13時
