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緑谷side
彼女に跳ね飛ばされた時には
もうすでに限界だった
彼女は、まるで最低限で済ませるような個性の使い方しかしていない
個性を使うことを…拒む、そんな感じだ
もちろん彼女は本気を出していない
出していたら僕は一瞬で負けているだろう
それでも今…僕が立てているのは
彼女に…戦いの迷いがあるからだ
氷の壁の強度は出るたびに
少しずつ弱くなっている
彼女の意志の力が…弱くなっているのか
最後の力を振り絞って
彼女のバリアに殴りかかった
何でここまでするかなんて、決まっていた
僕が今も頑張れているのは…
彼女の優しさのおかげでもあったから
その優しさを…その個性を…
人を救う為に使って欲しいと思ったから
君に…
ヒーローになってほしいから
彼女の顔は
今までに見たことがないほど動揺した顔だった
凄まじい音と共に、バリアが砕けていく
そして爆発並みの衝撃が起こり
僕も彼女も吹き飛んだ
______目が醒めると、保健室だった
リカバリーガール
「やっと目を覚ましたね
もう無理しすぎなんだよ、あんたは」
相澤「…起きたか」
彼女の声で起きたのか、寝袋から顔を出す
相澤先生
緑谷「あの…零蘭さんは」
相澤「30分くらい前に起きたよ
その後自分で怪我治して、ピンピンしてた」
横のベッドを見ると
確かに誰かが寝ていた痕跡があった
緑谷「僕は…負けたのでしょうか」
貴「私が負けたの」
その時ちょうど、零蘭さんが来たのだ
僕の様子を見に来てくれたのだという
緑谷「零蘭さんごめんっ…僕」
貴「すぐに治ったから気にしないで
…戦いだもの、仕方がない事だよ」
相澤「…爆発して
零蘭が煙の中から飛ばされて出て来たのを確認した
その時、5分経ったんだ
つまり緑谷…
お前の勝ちだ」
緑谷「ってことは…」
相澤「零蘭にはヒーロー科に入ってもらう」
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きゃんぱすのーと - ずっと前からこの作品を見させていただいてました！ここまで感動する作品は初めてでした！また読ませていただきます！！ (2021年3月18日 13時) (
レス) id: 4f7bd18b95 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - めい♪さん» ありがとうございます（ ; ; ）たったいま公開しました。今後ともよろしくお願いします！ (2021年1月12日 2時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
めい♪ - 全部読みました。本当にお疲れ様でした(T . T)明日が待ち遠しいです。ありがとうございます！これからも応援し続けます！！ (2021年1月11日 21時) (レス) id: 53671536c8 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 涼禰さん» ありがとうございます。再公開する事にしました。経緯と思いもご説明いたしますので読んで頂けると幸いです。暫くお待ち下さい。本当に皆様のコメントに支えられています。ありがとうございます（ ; ; ） (2021年1月11日 18時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - マリイさん» 個別にご返信させて頂きました。本当にありがとうございます（ ; ; ） (2021年1月11日 17時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2018年8月14日 21時
