6 見てしまった ページ7
貴女side
『療雅先生ありがとうございました！！
あとは私たちでなんとかできます！』
貴「そう…よかった。あとは頼みますね」
時刻は23時30分
ご飯も何も食べずにこの時間になった
そして痛み止めを飲んでいないせいで足が痛い
しかもパンプスだから余計に痛い。
いつも飲んでいる痛み止めは少し特殊で
この病院では取り扱っていなかった。
でも、ラッキーなことに
ここから10分ほど歩いた場所に取り扱っている薬局があるらしい。
正直、もう3分も歩けないんだけど。
…私の足の話をすると
私は高校2年の時に交通事故に遭った。
小さな子が轢かれそうになったのを庇って
トラックに足を巻き込まれた。
私は意識不明になって
自分の治療はできなかったし
その時リカバリーさんは出張で離れていた。
それでも彼女が急いで帰って来てくれたから
なんとか切断は免れた。
まぁその代償は大きくて
リハビリして、歩くのがやっと…って感じだ。
今でも痛み止めと神経修復剤を
飲み続けないといけない。
だから私はヒーローを諦めた。
結局病院の人に車を出してもらえたから
問題はなかった。
貰った薬を飲んで少し様子を見る。
そして自分で歩けるようになったところで
薬局を出た。
時刻はもう24時を過ぎていて
ここら辺じゃタクシー捕まえられないし
寒いし、人少ないし、暗いし
ホテルまで送って貰えば良かったな。
暗い夜道を歩いていた時。
男の人の声が聞こえた。裏路地の方だ。
足音を立てないように通り過ぎようとしたけど
荼毘「普通仲間に武器を持って会いに来るか？
ホークス」
ホークス「…聞いてたのと話が違うぞ、荼毘」
聞いたことのある声と名前
一瞬。ほんの一瞬だけ路地を覗いた。
そこにうっすらと映ったのは
羽根の生えた背中と小さな蒼い炎。
蒼い炎は…ヴィラン連合だ。間違いない。
そしてあの背中も
間違いなく…No.2ヒーロー、ホークスだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1567人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すぐる - シンデレラみたいで面白い!!!! (2023年1月10日 22時) (
レス) @page18 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃん(プロフ) - 応援しています！！更新頑張ってください (2022年1月19日 18時) (レス) @page2 id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - Hinaさん» ありがとうございます…！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 礼さん» ご指摘ありがとうございます、今後意識させていただきます(^^) (2020年3月30日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
礼 - 絵文字使わない方が読みやすいです (2020年3月30日 0時) (レス) id: afb314ca7e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mona
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2019年1月7日 0時
