40 羨ましいよ ページ41
貴女side
本当に変な人
今まで何回もご飯に誘われることはあった
だけど
「君に興味がある」と
こんなどストレートに言う人は初めてだった
私も荷物をまとめ終わった頃に
ドアのノックが聞こえる
開けてみると案の定ホークス
貴「…さっきの袴より私服の方が似合うね」
ホークス「うん、俺もそう思う」
笑い飛ばすホークス
ホークス「焼き鳥、好き？
美味しい焼き鳥屋さんあるんだけど」
へぇ、焼き鳥好きなんだ。共食いじゃん(笑)
貴「お好きな所にどうぞ」
ホークス「りょーかいしましたー」
出口は階段を上がってすぐにあったのに
彼はまだまだ上を登っていく
貴「どこ行くつもり…？出口は下だよ」
ホークス「そこの出口には大量に人がいる
ヒーローの出待ちだろうね
俺と君が一緒にいるのがバレたら面倒だ」
へぇ、なるほど
…で？
貴「屋上からフライングしようと？」
ホークス「そう」
貴「私をまた抱えて？」
ホークス「うん、ダメかな？」
ダメも何も
拒否権なんて私には与えてくれない
貴「また私の靴落とすんじゃないの？」
ホークス「あはは、気をつけるよ
…じゃあ捕まって？」
不本意ながらも
私はホークスの首に腕を巻きつける
するとふわっと体が浮いて
都会の夜景がキラキラ輝いてる中を
私たちは飛び始めた
その景色は本当に綺麗で
貴「…いいな、空飛べるの」
そう呟いてしまうほどだった
ホークス「…いつでも飛ばせてあげるよ」
こんな事、何人に言ってきたのか
検討もつかないまま
私たちはゆらゆらと輝きの中を抜けていった
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すぐる - シンデレラみたいで面白い!!!! (2023年1月10日 22時) (
レス) @page18 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃん(プロフ) - 応援しています！！更新頑張ってください (2022年1月19日 18時) (レス) @page2 id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - Hinaさん» ありがとうございます…！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 礼さん» ご指摘ありがとうございます、今後意識させていただきます(^^) (2020年3月30日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
礼 - 絵文字使わない方が読みやすいです (2020年3月30日 0時) (レス) id: afb314ca7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2019年1月7日 0時
