15 深夜1時の街は眠る ページ16
貴女side
時刻はもう深夜1時を過ぎている。
私の今の状態は最悪だ。
ホテルに戻ろうにも靴がない。どうしよ
内心すっごい焦ってる。
まだホテルチェックインやってるのかな
そう思って調べてみると
…もうやってなかった。
そりゃそうか田舎だもん(違います)
ソファに座ってるホークスに目をやると
うつらうつら眠ってる。
起こすのは申し訳ないけど、聞くしかない。
貴「ねぇ、
この辺で今すぐ泊まれるところ無い？」
ホークス「え…？
あぁ、そっか泊まるところ…。
100mくらい先にラブホテ『それ以外で』」
こっちは困ってんのに。
ていうか大体元はと言えば
この人のせいでこんなことになったのに。
彼は完全に状況を楽しんでいる。
ホークス「ごめんて
もうここ泊まっていきなよ。
シャワーもあるし仮眠室もある」
貴「…は？なんでここに…」
ホークス「だってもう電車も無いし
タクシーも捕まんないよこの時間。
それに靴も片方落としてるし」
貴「誰のせいか胸に手を当てて考えたら？」
そうは言っても彼の言ってることは事実。
私に選択肢は、ここにいる以外は無い。
ホークス「俺も今日は朝までここにいるからさ
安心して休んでいいよ」
そう言って彼は
奥の部屋から
バスタオルや歯ブラシとかのセットと
ダボダボのトレーナーとズボンを持ってきて
私に渡すなりそのままソファで眠り始めた。
仮眠室どこかも知らないんだけど…？
私は一回大きなため息をついて
聞こえないんだろうけど一応
貴「…ありがとう」
そう呟いて、シャワールームへ向かった。
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すぐる - シンデレラみたいで面白い!!!! (2023年1月10日 22時) (
レス) @page18 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
れんちゃん(プロフ) - 応援しています！！更新頑張ってください (2022年1月19日 18時) (レス) @page2 id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - Hinaさん» ありがとうございます…！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月30日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 礼さん» ご指摘ありがとうございます、今後意識させていただきます(^^) (2020年3月30日 1時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
礼 - 絵文字使わない方が読みやすいです (2020年3月30日 0時) (レス) id: afb314ca7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2019年1月7日 0時
