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緑谷side
一旦授業を終わらせて
今は勝利くんと零凍くんたちと僕らヒーローは保健室に移動した
勝利くんの手当からする零蘭さん
勝利「いってぇ…
コレてめーのせいでできた傷だかんな」
そう
実は訓練中にも2人は殴り合いの喧嘩を始めて
相澤先生にもこっぴどく怒られたのだ
零凍「お互い様だろ、
そもそもお前が先に殴ったんだし」
溜息をつく僕ら4人
貴「…零凍と勝利はよく似てるわね
あんたらが兄弟みたいだわ」
轟「確かにそうだな
勝利、俺の家に来るか？」
爆豪「行って来い、家政婦も楽になるわ
お前の面倒見なくていいから」
勝利「Aさんの飯食えるのは嬉しいけど
コイツと住むのはゴメンだわクソが」
そんな言い合いも
小さな時から知ってる仲だから言える
貴「…美蘭遅いね
零凍の治療手伝って貰うために呼んだけど」
勝利「美蘭来るんすか？」
零凍「随分と嬉しそうだな、好きなのか？」
勝利「うるせえ黙れ能面が」
轟「……そうなのか？」
でた、轟くんの親バカ
こう見えて美蘭ちゃんを溺愛している彼
ゴゴゴと効果音が聞こえるレベルの勢いだ
そして事実勝利くんはきっと…
勝利「ち…違いますって！！！
そんなんじゃ無いっすよ、まじで！！」
好きなんだろうなぁ、うん
その時、ガラガラと扉が開いた
貴「美蘭、遅かったじゃな__
美蘭！？」
そこには
パーカーのフードを被った男の子に
抱きかかえられた、顔が真っ白の美蘭ちゃん
轟「美蘭！？どうした」
美蘭「あ…ごめんお母さん…
途中でめまいがして倒れちゃって…
この人に助けてもらったの」
彼は
？『多分貧血っぽいね、お大事に』
その男の子はブレザーを手に持っていた
肩のマークが見えないから学科がわからない
零蘭「…そうだったのね、
ありがとう、運んでくれて」
ベッドに美蘭ちゃんを優しく置いた彼は
パーカーを取った
その時に露わになった顔を見て
零蘭「あなた……」
言葉を失う彼女に
『？
俺、誰かに似てます？』
口調から気さくな人柄が見える
いわゆるイケメンってやつだ
だけど…
零蘭「…いいえ、何でもないわ
あなた名前は？見たことないけど」
ああ、と笑う彼
『明日から雄英にお世話になる転校生
1年A組ヒーロー科の神野 蓮です』
やっぱり分かる
その真っ直ぐな目と、奥に光る何かが語った
彼は…零蘭さんにどこか似ている
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kamakura(プロフ) - 感動ストーリーの域じゃないっすよ？！←褒めてます。めちゃくちゃ泣きましたもん。やっばかったです……ありがとうございます！！ (2022年7月28日 17時) (
レス) @page34 id: c5075f2fef (このIDを非表示/違反報告)
白霧 - 普通の女の子になりたかった。の方から続けてまとめて読ませていただいたのですがもうほんとすごくて……。Kのところめちゃくちゃ泣きました。 (2021年10月6日 17時) (レス) @page34 id: e728b470e2 (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - タオル一枚、無駄にまりました。・・・・・ (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - まじで、泣いた。目が崩壊するほど、泣きました (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 愁さん» 最後までご愛読ありがとうございました！よろしければ他の作品も見てあげて下さい(^○^) (2020年1月12日 21時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作成日時：2018年10月20日 19時
