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爆豪side
爆豪「ん……」
光が眩しい。朝か…
俺は…どうやって帰った？
確か電車に乗って…そっから…記憶がねェ
重い体を起こしてみると
爆豪「…どこだ、ココ」
誰も…いねぇリビング
ただこの部屋のデザインの雰囲気は
見覚えがある
…まさか
リビングと繋がった扉を開ける
そこには
貴「……んぁ？」
音で目覚めたのか
間抜けな声が聞こえた
爆豪「おいテメェ…どういう事だ！！
なんで俺がテメェの家にいんだよ！！！！」
二度寝しようとするコイツの布団を剥がして
馬乗りになって胸ぐらを掴む
貴「や、ちょ、女の子になんて事を」
爆豪「あ？凶暴なゴリラの間違い__うおっ」
思い切りベッドの外まで腹を蹴り飛ばされる
ゴリラじゃねえかやっぱり
爆豪「テメェ怪我したらどう責任取るつもりだ
バカ野郎！！」
貴「ゴリラが治してあげる」
ケラケラ笑うゴリラ改め零蘭
個性使ったら寿命縮むんだろが…バカが
零蘭曰く、俺はすっかり電車で寝ちまって
それでここに連れて来たらしい
窓からはうっすら雄英が見える
爆豪「雄英の近くなんだな」
貴「そうね、人少ないしここら辺」
コーヒーを淹れながら返答する
貴「そういえばお母様から電話きてたよ
昨日家に行くはずだったのに
あなたが帰ってこないからって怒ってた」
…あ、忘れてたわ
爆豪「テメェ勝手に出てんじゃねえよ」
貴「あなたが携帯床に投げ捨てたのよ」
全く記憶にねェ
爆豪「悪かったな手間かけさせて」
貴「うん、ほんと大変だった」
そこは遠慮しろやゴリラ
貴「シャワー浴びたら…
早く行きなよ、仕事でしょ
それにここの住所が割られるのも時間の問題
『2人でお泊り♪』とか言われたらたまらない」
爆豪「テメェは…これからどうすんだ」
ミルクを混ぜる手が止まる
貴「…戻るよ、ヒーローに」
俺の後ろを指差す零蘭
後ろには…
アテナのコスチュームが置かれていた
貴「アテナ…2ヶ月ぶりの復帰だよって」
やっぱり…
コイツは誰にも止められねぇな
爆豪「…無理はすんなよ」
貴「うん、ありがとうね」
今から3ヶ月かけて
全国をパトロールしていくようだ
昨日思いついて
今日出発するらしい
やっぱり頭のネジがどこか外れてやがる
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kamakura(プロフ) - 感動ストーリーの域じゃないっすよ？！←褒めてます。めちゃくちゃ泣きましたもん。やっばかったです……ありがとうございます！！ (2022年7月28日 17時) (
レス) @page34 id: c5075f2fef (このIDを非表示/違反報告)
白霧 - 普通の女の子になりたかった。の方から続けてまとめて読ませていただいたのですがもうほんとすごくて……。Kのところめちゃくちゃ泣きました。 (2021年10月6日 17時) (レス) @page34 id: e728b470e2 (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - タオル一枚、無駄にまりました。・・・・・ (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - まじで、泣いた。目が崩壊するほど、泣きました (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 愁さん» 最後までご愛読ありがとうございました！よろしければ他の作品も見てあげて下さい(^○^) (2020年1月12日 21時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作成日時：2018年10月20日 19時
