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轟side
爆豪がAに電話をかけた時
俺も隣にいた
俺がアイツにプレゼントを
一緒に渡してもらうよう頼んだんだ
2人きりだと変な空気になると思ったから
なのに…アイツが病院にいる？
爆豪には冷や汗が走っている
この反応は異常だ
コイツは何かを知っている、そう思ったから
問いただした
そして全てを知った
Aが…もうすぐ死ぬかもしれない
そう思った途端
彼女がよく行っていた病院に向かってた
もちろん辛い、辛すぎる
信じたくもない
だけどそれより
早く会わねぇと、そう思ったんだ
その結果…今に至る
爆豪に馬乗りになるA
後ろから止める俺には表情がわからねぇが
爆豪も口が切れてもやり返しはしない
貴「何で…」
もう1発のために振りかざしたその腕は
震えていて
殴れる力なんか無かった
轟「A、やめよう
お互いに…傷つくだけだ」
やっと彼女が爆豪から手を離す
爆豪「…テメェのやり方が間違ってんだろうが
そんだけ自分も轟も傷つけて…
誰もいい思いしてねぇじゃねえか…！」
口元をぬぐいながら睨む爆豪
看護師「何の音です！？」
駆けつけてくる看護師数名
看護師「点滴が漏れてる！
もうどうしてあなたは…」
貴「…ゲホッ！！ウッ…」
床にそのまま倒れこみ咳き込むA
口元を押さえた手は真っ赤になり
床にも血が落ちている
看護師「すぐに担架持ってきて！！！」
俺たちのなす術なく、運ばれて行くA
爆豪「…ほんとアイツ…バカだな
お前に心配かけたくねぇから
お前の未来の邪魔をしたくねぇから
黙って消えようとしたんだとよ」
何だよそれ
何で俺は気づかなかったんだよ
いつもそうだ
こうやって隠されて
あとで気づけなかった事を後悔して
何も変わらねぇじゃねえか
しばらくすると
眠った状態のAが戻って来た
いつの間に…こんなに痩せてたんだろうな
看護師に何とか頼んで
ここに居させてもらえることになった
爆豪「…俺は帰る
またキレて殴られたらダルいからな
…ちゃんと話つけろや、全部」
轟「…ありがとな、爆豪」
そう言って爆豪は去って
2人になった
いつぶりだろうか
こうやって寝てるお前を見るのは…
ずっと前のことみたいだ
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kamakura(プロフ) - 感動ストーリーの域じゃないっすよ？！←褒めてます。めちゃくちゃ泣きましたもん。やっばかったです……ありがとうございます！！ (2022年7月28日 17時) (
レス) @page34 id: c5075f2fef (このIDを非表示/違反報告)
白霧 - 普通の女の子になりたかった。の方から続けてまとめて読ませていただいたのですがもうほんとすごくて……。Kのところめちゃくちゃ泣きました。 (2021年10月6日 17時) (レス) @page34 id: e728b470e2 (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - タオル一枚、無駄にまりました。・・・・・ (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - まじで、泣いた。目が崩壊するほど、泣きました (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 愁さん» 最後までご愛読ありがとうございました！よろしければ他の作品も見てあげて下さい(^○^) (2020年1月12日 21時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作成日時：2018年10月20日 19時
