break 7 ページ8
貴女side
貴「なんで…こんなとこに」
ホークス「九州に帰るんだってば」
貴「飛んで帰ればいいでしょう」
ホークス「君東京から博多までどのくらい
距離あるか知ってる？」
ホークスもキャップを被っているからか
誰も声をかけて来ることはない
ホークス「これまたどうしたもんかね
良い年した四捨五入アラサー女子が
ずぶ濡れで片方靴無くしてるって」
貴「32の中年に言われたくないです『辛い』」
ホークス「さっきまでショートくんとご飯
行ってたんでしょ？
何がどうなってこうなるんだよ」
珍しく心配そうな顔をしてくれるホークス
貴「…彼と別れました」
できる限り作り笑顔で言う
ホークス「ええ、振られたの？」
貴「私からです」
ホークス「じゃあなんで泣いてんの？」
貴「泣いてませ『マスカラ落ちてるよ』」
ハハっと笑うホークス、ミッ○ーか
鏡を見ながらメイク落としで拭き取る
ほんとだ、酷い顔だな
ホークス「まぁ、で、今からどこ行くの」
切符は1番遠いところへと思って
九州を買っていた
貴「…九州」
ホークス「じゃあ泊まっていきな
どーせその様子なら宿も取ってないっしょ」
私の頭をガシガシと撫でるホークス
誰かの家に泊まるのは久しぶりかも
半年前から…吐血するようになった
たまに手足の麻痺も感じる
その頃からかな、もう長くないのかなって
思い始めたのは
だから今朝、Kが来た時もあまり驚かなかった
彼の前で吐いたり、動けなくなったりすると
絶対に心配されてしまうから
いつも泊まりに行くのは断っていた
焦凍くんには…いつも我慢ばかりさせてた
申し訳なかったな…
ホークス「今ってさ…
ショートくんから逃げてんの？」
貴「…そう
もう、目の前に現れないって決めた」
それと、もう決めたことがある
貴「…ヒーロー活動を休業するつもりなの
メディアにはああいう風に言ったけど…
明日改めて文書で発表する
その間…私を匿って？…お願い」
ホークスは暫く黙って考える
そしてため息をついて笑った
ホークス「ほんっとワガママな妹だよ
…事情は後から聞くけど
いいさ、手伝ってあげよう」
ホークスにここで会えたのは
私の最後の運かもしれない
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mona(プロフ) - サナミさん» あああ間違えて非公開にしていました、本当にすみません（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました（ ; ; ） (2018年10月18日 20時) (
レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - 火凛さん» ネタバレはきっと望まれていないと思うので何とも言えませんが…ハッピーエンドになれば良いなぁと私も思います！！ (2018年10月18日 20時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
サナミ(プロフ) - あの、break 21ってありますか？ 話が飛んでいる気がして･･････ (2018年10月18日 20時) (レス) id: 0de3f0b049 (このIDを非表示/違反報告)
火凛(プロフ) - 轟くんと幸せになって欲しい(￣^￣゜)ハッピーエンドになる事祈ってます(｡ｰ人ｰ｡) (2018年10月18日 14時) (レス) id: 01b03c4d73 (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - 琴香さん» 私も実は大まかな内容しか決めてなくて、細かい部分の描写考えてないんです（笑）ハッピーエンドを祈っておいてください、これからも応援よろしくお願いします！ (2018年10月18日 12時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
| 作成日時：2018年10月7日 16時
