ダンス交流会とは 6 ページ28
轟side
正直ダンスにも交流にも乗り気じゃねぇ俺には
このダンスの後の喋る時間は鬱陶しすぎる
『ねぇすごくカッコよかった！』
『八百万さんと付き合ってるの！？』
『連絡先教えてよ！』
どうでもいい
Aはどこにいるんだろう
もう１つ人だかりを見つける
爆豪と…Aか
体育祭もあってか2人は有名だ(お前もな)
そこから彼女は抜け出した
なんか…足取りが危うい、疲れてるのか？
八百万と何か話して、彼女はホールを出た
その後を…追いかけるかのように
男が何人かホールを出る
轟「悪りぃ退いてくれ」
人混みをかき分けて出口へ向かう
爆豪も目で追ってたのか、合流した
それで2人で来て見たらこのザマだ
その腰に回された気持ち悪りぃ手を見ただけで
即刻殺してやろうかと思ったが
それは法に触れるのでボロボロにするだけで
済ませておく
後から相澤先生を呼んだ
事情を話せば、個性を使ってないこともあって
俺らは…厳重注意で済んだ
アイツらは普通科らしいが…知らねぇ
多分除籍だろう
俺は寮までAを運ぶ
爆豪が彼女の荷物を持ってくれた
カバンからカードキーを出して彼女の部屋を
開ける
爆豪「もうあとはテメェだけでいけるだろ
…ったく、自分の女泣かせてんなやクソが」
Aが起きないように配慮したのか
声のトーンは上げていない
轟「…反省してる」
ため息をつく爆豪
爆豪「…俺と踊ってんのが嫌なら
言えば良かっただろうが
いっつもスカした顔しやがって
コイツだって言えないだけでずっとテメェの方
見てたんだぞ
コイツが変なとこ素直になれねぇの、
知ってんだろ
ならとっとと気づけやボケが」
コイツ…まさか
轟「俺と零蘭のこと応援してくれてるのか？」
爆豪「違ぇわアホ！
なんなら今すぐにでも別れて欲しいわ！！
……だけど
ソイツは俺じゃなくテメェのことが好きなんだ
俺にとっても…
好きな奴が笑ってんのが1番なんだよ
だから前も言ったが…
泣かせたらぶっ殺すぞ、ガチで」
そう言い捨てて乱暴にドアを閉めて去っていく
笑ってるのが1番…か
俺が守らなきゃいけねぇのに
お前の顔は…怯えてた
彼女の手はいつもより熱い
轟「ごめんな………A」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 891人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
森Shizuku?(プロフ) - ヤオモモちゃぁぁぁん！今神作をもっと早く見つけていればよかったのに！となった私でした。 (2021年10月8日 16時) (
レス) @page13 id: 7c267cd787 (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - ヒノさん» ええ…砂藤くん泣くかもですね（爆笑）ありがとうございます！！ (2018年11月1日 20時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
ヒノ(プロフ) - 神過ぎつて砂糖吐く (2018年10月31日 15時) (レス) id: cd05a4e623 (このIDを非表示/違反報告)
mona(プロフ) - 凛さん» ありがとうございます！続編作りましたので是非読んで頂けると嬉しいです(^O^) (2018年9月28日 23時) (レス) id: 0a2dd25f28 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 続編とても楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2018年9月28日 21時) (レス) id: a24dbb2c86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mona
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=academia1st
作成日時：2018年9月22日 21時
