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そのまま寝てしまった彼に毛布を掛け、私もその日はソファで眠りました。
次の日目が覚めると、彼はクリクリした目でこちらを見つめていました。
「ん……、起きてたの？おはよう」
そう言いながら身体を起こすと、ズキッと頭が痛むのを感じました。
こんなところで寝ていたから風邪を引いてしまったのかもしれません。
私は出来るだけ温かい格好をして、キッチンに向かいました。
隣の椅子には相変わらず彼が座っていて、ジッと私のことを見つめています。
そんな姿すら、だんだんと懐かしさを覚えるようになりました。
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朝ご飯を食べたあとは洗濯物や掃除をしていたのですが、その間も彼は私にベッタリ。
昨日の膝枕が効いたんでしょうか？すっかり私に懐いてくるようになりました。
そろそろ何か話してくれるかもしれない。
そう思った私は、彼に話を聞くことに決めました。
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沙都 - 読んでいくうちに涙が出てきました。素敵なお話をありがとうございました。 (2019年12月8日 11時) (
レス) id: a45837c49c (このIDを非表示/違反報告)
あおむし(プロフ) - とても感動しました！ありがとうございました！ (2019年12月7日 21時) (レス) id: d3c9d28495 (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 主人公ちゃんとともにピースが一つ一つ重なって言って、最後の話にたどり着く頃にはもう泣いてました……こんな読んでて経つ時間を早いと思ったのは初めてです……ありがとうございました！ (2019年12月7日 14時) (レス) id: 0f358a5e54 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 読めない展開と伏線回収に鳥肌立ちました...... もう一周、じっくり読ませていただきます。素敵な作品をありがとうございます。感動しました。みーぽんさんの気持ちが届きますように。 (2019年12月6日 19時) (レス) id: 06910a2f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2019年12月6日 19時
