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フラフラする身体を支えてゆっくりと立たせれば、さっきよりも高い熱を感じました。
思ったより背は高いけれど、顔だけ見れば大学生ぐらいでしょうか？
少なくとも、私よりは歳下に見えました。
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「ここ、良かったら寝転んで？ちょっと待っててね」
すぐに暖房を付けて彼をソファに寝かせ、私は家の中から体温計や冷却シートを探しました。
本当だったら、警察に届けるべきなんだと思います。
見知らぬ男性を一人暮らしの家に連れ込むなんて、何をされるか分かりませんから。
むしろそういうのは、普段からとても気をつけているタイプでした。
けれど不思議と、彼に危険は感じなかったんです。
助けてあげなければいけない。なぜかそんな風にすら思いました。
その気持ちがどうしてなのか…… この時の私にはまだ分かりませんでした。
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沙都 - 読んでいくうちに涙が出てきました。素敵なお話をありがとうございました。 (2019年12月8日 11時) (
レス) id: a45837c49c (このIDを非表示/違反報告)
あおむし(プロフ) - とても感動しました！ありがとうございました！ (2019年12月7日 21時) (レス) id: d3c9d28495 (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 主人公ちゃんとともにピースが一つ一つ重なって言って、最後の話にたどり着く頃にはもう泣いてました……こんな読んでて経つ時間を早いと思ったのは初めてです……ありがとうございました！ (2019年12月7日 14時) (レス) id: 0f358a5e54 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 読めない展開と伏線回収に鳥肌立ちました...... もう一周、じっくり読ませていただきます。素敵な作品をありがとうございます。感動しました。みーぽんさんの気持ちが届きますように。 (2019年12月6日 19時) (レス) id: 06910a2f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2019年12月6日 19時
