[◇]○○さんちのマネージャー。番外編っ!! (ページ25)

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◇◇ ページ25

・成宮side

なんだかんだ言って話しかけみた。
自分でいうのもアレだけど俺って積極的ー。

「そーいえばさ、まだ聞いてなかったよね
　名前」

『あ紹介遅れてすみませんっ
　Aです。原田A』

え…今なんて言った？

『原田…！あの原田雅功の妹です』

え…？ちょい待ち。
この子は雅さんの妹さんで
雅さんはこの子のお兄さんて事？？

『あのぅ…私何か難しい事でも
　言いました？』

「え…いや、君雅さんの妹？」

『はい！』

「似てないね全然」

『あははよく言われます
　一応血は繋がっています』

こんなにも似ていない兄妹が
この世に存在するとはね。

「あの原田妹は…」

『あっAと呼んでください』

この子思ったよりはっきりしてんな。

「えっとAはなんで稲実へ？」

『お兄ちゃんの応援で甲子園に行った時
　選手の皆さんを近くで応援したり支えたいなって…』

へぇちゃんと考えてんだ。
俺目当てだと思ってたのに、ちょっと残念。

ん…？残念…？

何が…？

残念て何がなんだろう。

「しっかりしてんだね」

『いいいい、いえっそんな事ない
　ないです！』

何か焦ってる。面白…。

『私、成宮さんは一つしか年が違わないのに
　堂々としていて尊敬してます！！』

「…」

なんかそんな風に言われると、さ。

『もしかして照れてません？』

「照れてないし」

『顔真っ赤ですよ？』

よく分かんないけど、その笑顔は
いくら見ても飽きない。

むしろもっと見ていたい。
何故かそう思う。

あれ？なんか俺って
この子の事気になってんじゃん…？

「雅さんてさAと似てないよね
(性格は似てるかも…)」

「まあな。でもいい奴だぞ」

「うん知ってる」

それだから気になってんだよ、きっと。

『成宮さん、あの…』

だからさ、

「あっA！俺の事も
　鳴って呼んでよ！！」

『！』

最初はお互い名前で呼び合う所から
初めてもいーんじゃないかな。

・

以上で原田さんちは終わりです。
ちょっと書く時、雅さんて兄っていうより
お父さんだよなって思いました笑

参加者様が有名な方達ばかりでしたので
緊張したのですが、楽しかったです。

よかったら沢村さんちも書きたいなんて
思っています。

今回はご招待有難う御座いました。
これからも応援してます。

やなぎさと(なぎさ)