GENERATIONS～ハチャメチャな日々～ (ページ19)

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18. 返事は… ページ19

―Aside―

今日は11話の撮影(この中では主人公さんのメイン回は10話にしてください)

Aが優に告白の返事をする

私も涼太くんの返事ちゃんと返さなきゃ…

A「告白の返事は、撮影で返します」

涼太くんにそう告げて他の人とおしゃべりする

彩花「何緊張してんの、笑」

A「自分でも凄いこと言ったなって…笑」

彩花「ドラマでも現実でもなるんだもんね？笑」

A「……苦笑」

彩花「緊張しなくていいんだよ、いつも通りに演じればいいんだよ」

A「ありがと、三吉ちゃん」

彩花「いいえ～…さぁ頑張ってこい！」

A「うん！」

三吉ちゃんに励まされて、気合を入れた

部活帰りに荒井くん達と別れた後に2人で公園に寄る

ここはフリー演技、いつ切り出しても良いらしい

緊張して、言葉が上手く出てこない…

自分の手に涼太くんの手が乗った

涼太「…ゆっくりで良いよ」

A「最初の印象は怖かった、一匹狼で何を考えているか分からない人って感じで…
2年生になって少しずつ喋るようになって…いつの間にか桐谷くんが気になってた」

慎重に言葉を選びながら喋る…間違っても涼太くんなんて言わないように

A「…無意識のうちに桐谷くんを目で追ってた自分が居て
自分が桐谷くんにどんな感情を抱いてたかがやっと分かった、
…恋人同士でもないのにキスして、私って嫌な女だなって思ってた」

沙莉ちゃんたちの挑発にのったときの思い出が蘇った

A「桐谷くんから告白されて凄く嬉しかった、胸がいっぱいになった
……でも、その時はすぐに答えを出せなかった」

凄く戸惑ったし…

A「でも、自分の気持ちに素直にならなきゃって思って…」

視線を下げて、バレないように少し深呼吸をした

顔を上げて、涼太くんの方を見る

A「…私、桐谷くんが好きです」

少しの沈黙の後に急に抱きしめられた

離れようとすると、強く抱きしめられる

涼太「…今はダメ」

A「何で？」

涼太「俺の顔、絶対に赤いから///」

A「///」

数分経って離れた、向き合った体勢で

A「私を…幸せにしてください」

そう呟くと

涼太「絶対に、幸せにする」

そう言ってくれた

私達はどちらかともなくキスをした