第5話 黒幕の正体 ページ6
明世サイド
さて、話しておかないとだな…
秀明に…こんなことする輩のこと
明世「秀明。この事件の黒幕、教えておくよ」
東条「知ってるの?」
知ってるよ。そりゃ…だって………
明世「この事件の黒幕、縁を切った、私の父だもの」
東条「え!?明世のお父さん!?」
明世「そう。私の父よ。私は2年前、父が怪しい行動をしていたので、尾行していたの。そしたら、父は…生身の人間達を機械人間『ブリキッド』にしていたんだ…」
それが、すべてのはじまりだった…
明世「父は昔から極悪非道で残忍な人で、いろんな人の命を平気で道具のように扱って、命の重さを軽く見てるの……」
東条「なんて、酷い……」
そして、父の目的は…
明世「父は自分自身が永遠に生きられるように、永遠の命をつくるため、ブリキッドを作りながら、その方法を探しているみたいなの…」
東条「そのためなら、他の人達がどうなってもいいってこと!?」
明世「そうよ…」
だからこそ、止めなきゃいけない
父に命の重さを知ってもらうために
この惨状を止めるために
東条「……明世、止めよう。なんとしても」
明世「秀明……」
東条「こんなこと、絶対許しちゃいけない。明世の行動は正しいよ。俺も最後まで手伝うよ」
明世「!!ありがとう(微笑)」
すると、痣が反応した
明世「!!どうやら、近くに力を秘めている子がいるみたいね」
東条「ホント!?」
明世「ええ!こっちよ!」
私と秀明は力を秘めている子のもとへ。
気配を辿ると…
金髪の少年がブリキッド達に囲まれていた。
今、助けるからね!
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