第3話 鳳凰の痣を持つ者 ページ4
明世サイド
私は、散歩がてら、パトロールをしていた。
そしたら、案の定、男の子がブリキッドに襲われていた。
私は右手の鳳凰の痣に触れる。
明世「太陽の命獣(ライフビースト)・アマルーダ…我に力を!!」
すると、オレンジの光が私の体を纏った。
2年前、実家を出たあと、ブリキッドの襲撃にあって、元の人間に戻してあげたい…
そう願ったとき、数多の命を守り、命をもてあそぶものを裁いてきた存在…命獣が現れた。
これが、オレンジの光を纏い、虹色の翼が綺麗な鳳凰、太陽の命獣・アマルーダとの出会いだった。
そして、私はアマルーダの加護を受け、ブリキッドの命を元の人間の命に戻してあげたのだ。
さて、ブリキッドを元の人間に戻しますか!
明世「サンシャイン・ウィング!!」
ブリキッド「いただき、ぎゃぁあっ!!」(ガシャンッ)
?「え?」
明世「良かった。間に合ったね」
私はブリキッドの胸に右手をかざす。
明世「元の人間の命に戻してあげる。サニー・リザレクト・ライフ」(ピカァァァァ)
太陽の光がブリキッドを包み、元の人間に戻してあげた。
私はその人を安全なところへ寝かしてあげた。
明世「これでよし。」
?「あの、ありがとう!助けてくれて」
明世「ふふ。君も無事で良かった(微笑)」
?「(ドキッ)あ、あの、今のは一体……」
明世「この力かい?本で読んだんだけど、この力はかつて、数多の命を守り、命をもてあそぶものを裁いてきた、命獣の力なんだ。」
?「!!伝説の命獣の力…」
明世「そう。そして、私が使ったのは、太陽の命獣・アマルーダの力さ。」
?「そうなんだね…あ、自己紹介がまだだったね。俺は東条秀明。青道高校1年生だよ」
明世「同い年か。私は岩下明世。青道高校1年さ。クラスはD組だけどね。」
私は秀明の右手首に触れた。
明世「………やっぱりね。」
彼の右手首に力を感じた。
明世「……目覚めなさい。風の天馬よ……」
すると、秀明は痛みを感じたようだ。
来たわね…覚醒の時が
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