第22話 科学者幹部達 ページ23
NOサイド
ここは、岩下月夜の研究所…『ファクトリータワー』
ここで、数多の生身の人間をブリキッドへかえているのだ。
月夜「しかし、この2年…増加に伸び悩んでいるのは…」
すると、科学者幹部の面々が通信報告に来た
?『月夜様!ご報告に参りました!』
月夜「ご苦労だね。む?柚希はどうしたのかね?」
その時
柚希『月夜様ー!遅れてしまって申し訳ありません!そして、聞いてください!』
月夜「どうしたんだね?」
柚希『明世が仲間を引き連れて、ブリキッド達を生身の人間に戻しやがりました!』
そう、怒りながら言うのは、関東地方の科学者幹部、黒井柚希である。
?『あの親不孝なお嬢は仲間を集め始めたか』
そう言ったのは、甲信越地方の科学者幹部、銀河春斗だ。
?『お嬢って、呼ぶ必要、あるか?春斗さんよ』
そう言うのは、東北地方の科学者幹部、白坂冬馬だ。
春斗『冬馬…反逆者とはいえ、月夜様の娘さんだぞ?』
?『春斗の気持ちは分からなくもないけどね』
そう言うのは、北海道の科学者幹部、雪松氷室だ。
?『でも、ブリキッドは減ってきてるんやろ?』
?『そうです。減少していってます』
そう話し合っていたのは、北陸地方の科学者幹部の橙堂大和と東海地方の科学者幹部の緑川梅子だ。
?『もっと頑張らないとかしら?どう思う?海里』
?『牡丹さんの言う通りかと』
そう話し合っているのは、関西地方の科学者幹部の赤羽牡丹と四国地方の科学者幹部の青柳海里だ
?『あー!もう!めんどくせぇな!明世のやつ!』
?『ホント、私たちの仕事、ぶち壊してくるもんね』
そう言うのは、中国地方の科学者幹部の黄崎雷夢と九州地方の科学者幹部の藍原桔梗だ。
?『沖縄は増えていってるよ!ねぇ、大翔兄さん!』
?『もちろんだとも、陽向』
そう言うのは、沖縄の科学者幹部の天童大翔と天童陽向の兄妹幹部である。
月夜「……とにかく、永遠の命を生み出すためにも、明世とその仲間を始末しなさい」
幹部達『はっ!!』
幹部達からの通信が切れると
月夜「明世…お前は最後に捕まえてやる…永遠の命の最後のピースとして」
月夜は誰にも気付かれないように笑ったのだった
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