第14話 邂逅 ページ15
???サイド
ブリキッド「追えー!!」
はぁ...あ、初めまして。私、涼宮咲夜。
稲城実業高校野球部マネージャーしてる。
いつもは。今は?
ブリキッド「おるぁああ!」
咲夜「邪魔」(ドゴンッ)
ブリキッド「ぎゃぁあ!!」(ガシャンッ)
機械の人形を倒しながら逃走中。
さっき、桃色の髪の少年と黒髪の長身の少年を助けてあげたけど、ちゃんと逃げられたかな。
まぁ、今となっては確認のしようもないけど...
日本で機械人間増加の事件が拡大し始めてから、稲実野球部のことは監督としか連絡が取れない。
私がみんなを安全圏まで避難させるよう、国友監督にお願いして逃げてもらってるから。
咲夜「みんな、無事でいてね...」
なーんて言ってる場合ではないけど。
ブリキッド「すばしっこいな!こいつ!」
ブリキッド「数で囲めー!!」
咲夜「ふっ」(ガゴンッ)
ブリキッド「ぎゃぁあ!」(ガションッ)
厄介だね。あまり下手に動けないから最短でこれを切り抜けなきゃいけないのに。
ブリキッド「ちっ!小娘!大人しく捕まれ!」
咲夜「やだ」
ブリキッド「なっ?!」
即答するとは思ってなかったみたい。
すると、向こう側から
?「そこまでよ!サンシャイン・バースト!」
?「シルフィード・ゾーン!」
ブリキッド「ぎぃやあぁああああ!!」
太陽の光と風が飛んできて、機械人間を吹き飛ばし始めた。
さらに、追い討ちとでも言うように
?「ブレイジング・オーバー!」
?「ボルテージ・クラッシュ!」
?「ハーベスト・ローズ!」
?「アクア・トルネード...!」
炎、雷、花、水が飛んできた。
無論雑魚連中とも言える脳筋機械人間は避けるはずもないから。
ブリキッド「こ、このぉー!!」
ブリキッド「なんでだー!!」
直撃は避けられなくて、みんな飛ばされてた。
?「さ、戻してあげよ。2人とも、よろしく」
?「尊き命を」
?「あるべき姿へ返します」
?「アクアリウム・リザーブ・ライフィア」
?「チェリッシュ・リザレクト・ライフ」
?「ふぅ。春市と暁、初めてにしては上出来だよ」
?「やった...」
?「良かったぁ」
今気づいたけど、助けた2人もその中に居たみたい。
2人がなんか唱えた途端に機械人間は元の人の姿に。
私の失くしたものもこんな簡単に戻せたら良かったのにと思ったのはここだけの秘密。
さて、この人達、助けてはくれたけど。
明らかに何かを隠し持ってるようだよね。
何から聞こうか。
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