エスポワール・エレメンツ ~３~

Episode１２６ 増強の源は愛の力 ページ32

明世サイド

さて、反撃開始…とは言ったものの

肝心なことが分かってないんだよね

それは……絶望の球体を消し去る方法

ヘリオス「余所見はいけないね！デッド・サニー・ランス！！」

明世「っ！！(まずい！！)」

東条「させない！！」(ｺﾞｳｯ)

ヘリオス「ぐっ！！」

明世「あ、ありがとう、ラファル」

東条「ネレイド……もしかして、絶望の球体を消し去る方法、探ってた？」

明世「！！うん……」

ソレール「方法ならあるよ。１つだけ」

リュンヌ「それは……あの双子に致命傷を与えること」

！！そうか。あの絶望の球体はあの双子幹部の力によって、生み出されたもの

だから、双子幹部に致命傷を与えれば！

明世「ありがとう！ソレール！リュンヌ！」

ソレール「どういたしまして！」

リュンヌ「じゃあ……私とソレールでお膳立てするわ！」

ソレールとリュンヌは双子幹部のもとへ

明世「ラファル！コネクトクリスタルの力を！」

東条「うん！それしかないね！」

私とラファルはコネクトクリスタルを取り出した

明世・東条「コネクトクリスタル、セット！！」

すると、コネクトクリスタルがいつも以上に輝き出した

明世「この輝き……もしかして」

東条「俺とネレイドの愛の絆が強くなったから、さらに輝いたのかもね」

これなら、いけるかも！

明世「たゆたう希望の泉よ！」

東条「吹きゆく希望の風よ！」

明世・東条「２つの希望の力、１つにまじわりて、希望の蒼海の嵐となせ！」

私とラファルが技を放とうとしているのを見て、ソレールとリュンヌはそれぞれ離れた

明世・東条「エスポワール・アクエリアス・サイクロン！！」

ヘリオス・フェガリ「ふんっ！！」

ヘリオス「この程度……」

フェガリ「造作もないわ」

まだよ！！

明世「私達の愛の力で！！」

東条「この技の威力を増強させる！」

明世・東条「アムール・ブースト！！！」

そう叫ぶと、技の威力が格段に上がった

ヘリオス・フェガリ「うわぁぁぁぁっ！！」

双子幹部が致命傷を負ったことで、絶望の球体が消え、皆が解放された

ヘリオス「！！そんな…！絶望の球体が！」

フェガリ「ここは退避して、態勢を立て直すわ！」

ヘリオス・フェガリ「覚えてろ！！！」(ｼｭﾝｯ)

ヘリオスとフェガリは逃げ去っていった

さて……ソレールとリュンヌにお礼を言わないとね

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