エスポワール・エレメンツ ~３~

Episode１２５ 太陽と月の希望戦士 ページ31

東条サイド

この金色と銀色の光の盾……

とても、優しくて、暖かい……

ヘリオス「こ、これって！」

フェガリ「まさか、そんな……ここに来たって言うの！？」

？「そのまさかだよ」

？「貴方達が日本にむかったと聞いたときにすぐに追いかけてきたんだから」

その声の方を振り向くと

髪と瞳は金色で、ハーフアップにした髪を後ろで金色の太陽のチャームがついた白いリボンでまとめている女の子と

髪と瞳は銀色で、下の方でツインテールにした髪を銀色の月のチャームがついた、白いリボンで結っている女の子が現れた

？「輝く希望の太陽！太陽の希望戦士(サニー・エスポワール)、ソレール！！」

？「煌めく希望の月！月の希望戦士(ムーン・エスポワール)、リュンヌ！！」

な、なんだって！

明世「太陽のエスポワールと……」

東条「月のエスポワール……」

リュンヌ「大人しくしてもらうわよ。それっ！！」(ｼｭｯ)

ヘリオス「ぐっ！！これは！」

フェガリ「三日月のリングを壁に…！動けない！！」

俺とネレイドが開いた口が塞がらないでいると、ソレールとリュンヌが俺達のところにやって来た

ソレール「はじめまして。水のエスポワールと風のエスポワール」

リュンヌ「貴方達の戦い、見ていたわ。諦めずにあの双子に立ち向かっていく勇気……感動したわ」

明世「そんな……貴方達が盾を出してくれなかったら、私達はやられていたかもしれないのに」

東条「そうだよ……俺達もまだまだだよ」

ソレール「いいえ。謙遜することはないわ」

リュンヌ「その諦めない心があるからこそ、貴方達２人の希望の力は強いのよ」

ソレール……リュンヌ……

ソレール「ここからは私達もお手伝いするわ」

リュンヌ「４人で協力して、絶望の球体に吸い込まれた子達を助けましょう」

明世「！！ありがとう！」

すると、ヘリオスとフェガリが三日月のリングを壊した

ヘリオス・フェガリ「よくもやってくれたな！」

東条「それはこっちの台詞さ。皆を返してもらうよ！」

さぁ！反撃開始だ！！

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