エスポワール・エレメンツ ~３~

Episode１２４ 双子幹部の本気 ページ30

明世サイド

このヤバイ感じ……

あの双子幹部、本気を出してなかったようね

ヘリオス「まさか、この僕達を本気にさせるなんてね」

フェガリ「本気にさせたこと、後悔させてあげる！」

すると、双子幹部の姿が消えた

東条「！！こっちか！」(ﾋﾞｭｵｯ)

！！まずい！

明世「ラファル！それはフェイクよ！」

ヘリオス・フェガリ「遅い！！」(ﾊﾞｧﾝ)

明世・東条「うわぁぁぁぁっ！！」

なんて、スピードなの！

しかも、倍返しなんて手を使わなくても強い……！

ヘリオス「デッド・サニー・スフィア！！」

東条「ぐぅっ！！」

フェガリ「デッド・クレッセント・カッティング！！」

明世「がはっ！！」

あまりの強さに私とラファルは倒れてしまう

ヘリオス「さぁ、負けを認めて」

フェガリ「大人しく、絶望の球体に吸い込まれなさい」

その言葉を聞いた私は身体を起こした

そうよ！こんなところで負けるつもりはない！

明世「なんの！皆を助けるまで、倒れるわけにはいかないんだから！」

東条「ネレイド……そうだね！ここで倒れてる場合じゃないね！」

ヘリオス「なんで、絶望しないんだよ！」

フェガリ「なんで、立ち上がれるのよ！」

決まってるじゃん。そんなの

明世・東条「ナディの故郷を蘇らせたいから！だから、絶望には屈しない！！」

ヘリオス・フェガリ「っ……このぉぉぉぉっ！！」

！！この双子幹部……まだこんなに強い攻撃が放てるの！？

しかも、早いし、防御が間に合わない！

攻撃をくらうと思っていた………次の瞬間

金色と銀色の光の盾が私とラファルを守った

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