エスポワール・エレメンツ ~３~

Episode１２３ 囮作戦 ページ29

東条サイド

２つの黒いモヤから出てきたのは……

東条「ヘリオス…！フェガリ…！」

ヘリオス「やっと、見つけたよ。風のエスポワール」

フェガリ「そして、はじめまして。水のエスポワール」

明世「どうやら、貴方達が主犯のようね」

明世……凄く平静を装っているけど、本当は怒り心頭なんだよね

それでも乱れないのは双子の思い通りにさせるのを防ぐためなんだよね

ヘリオス「僕はヘリオス。デゼスプワール、太陽の幹部」

フェガリ「私はフェガリ。デゼスプワール、月の幹部」

ヘリオス・フェガリ「そして、デゼスプワールの長、オプスキュリテの息子と娘。」

明世「……秀明。変身するよ」

東条「うん！」

明世「ネレイドサファイア！」

東条「ラファルエメラルド！」

明世・東条「セット！エスポワール・メタモルフォース！！」

俺と明世は変身した

さて、通常の攻撃は効かないだろうし、ここはエスポワールアームズでいくしか……

明世「ラファル。作戦があるの。耳貸して(ｺｿｯ)」

東条「？？？」

俺はネレイドの作戦を聞いた。

東条「！！なるほどね。いいよ。その作戦、乗った！」

ネレイドの作戦……見抜けるかな？ヘリオス、フェガリ

東条「アームズトルマリン、セット！」

ヘリオス・フェガリ「！！」

東条「エスポワールアームズ、エアリアルソード！！」

この一撃であの双子に一泡ふかせる！

東条「エスポワール・ゲイル・エクスカリバー！！」

ヘリオス・フェガリ「うわぁっ！……なーんてね！」(ﾊﾟｼｯ)

東条「！！」

ヘリオス「たいした一撃だけど……」

フェガリ「その力、倍で返してあげる」

その言葉……待ってたよ！

東条「………(ﾆﾔｯ)」

ヘリオス・フェガリ「？？？」

君の気配消し……気付いてなかったみたいだよ。

明世「エスポワール・リップル・シュート！！」

ヘリオス・フェガリ「うわぁぁぁぁっ！！」

明世「決まった！」

東条「ナイス、ネレイド！」

そう。俺の最初の攻撃は囮。

ネレイドは俺を囮にして、倍返しのタイミングを狙って、攻撃したのさ

倍返しのタイミングがあえば、あの双子の隙をつけるとネレイドは考えていたのさ

明世「作戦成功！ごめんね、ラファル。囮にして」

東条「ううん。ネレイドの考えをくみとっただけさ」

その時、黒い闇のオーラが溢れだした

これは……とてつもなく、嫌な予感がする…！

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