エスポワール・エレメンツ ~３~

Episode１２０ 風を逃がす花と雷 ページ26

金丸サイド

俺達はグラウンドでバッティング練習をしていた

その時、御幸先輩とノリ先輩が駆け込んできた

倉持「御幸、ノリ…あのバカピッチャーコンビはどうした？」

御幸「その事で…東条、小湊、金丸。敵が現れたから助太刀、頼む…！」

川上「あの２人がやられる前に…！」

春市「！！分かりました」

その時、聞き覚えのある叫び声が聞こえた

前園「おい！今のって！」

金丸「沢村と降谷の声…！」

助けにいく前にやられたってのかよ！？

東条「とにかく、助けにいかないと！」

？「その必要はないわよ」

すると、謎の２人組が現れて、その背後の球体に…

金丸「！！紅葉！降谷！」

春市「妖夢！栄純君！」

東条「どうやら、君達の仕業のようだね。デゼスプワールの幹部さん？」

？「僕はヘリオス。黒い太陽の幹部」

？「私はフェガリ。黒い月の幹部」

ヘリオス・フェガリ「オプスキュリテの息子と娘として、貴方達を葬りに来た」

そういうことかよ…なら！

金丸「東条！小湊！」

春市「うん！」

東条「やるっきゃないね！ラファルエメラルド！」

春市「フロースコーラル！」

金丸「サエッタシトリン！」

３人「セット！エスポワール・メタモルフォース！！」

俺達は変身した。

が、俺はここで気付いた

コイツらの強さは恐らく、半端ないだろう

ここで３人やられたら、残るは明世のみ

そして、明世までやられてしまうと、ナディが１人になって、エスポワール・コアを破壊されてしまう

そう考えると……こうするしかねぇ！

金丸「ラファル！先輩達を連れて、明世とナディのとこにいけ！」

春市「このままだと、まずいかもしれない！」

フロースも気付いてくれたか！

東条「！！そういうことね……分かった！先輩方、俺についてきてください！」

白州「分かった」

ラファルはサポーターである５人の先輩達を連れて、明世の家へ

ヘリオス「あれ？１人、逃がしちゃった」

フェガリ「ヘリオス。構わないわ。まずは……この２人をやっちゃいましょ？」

金丸「フロース……多分、一筋縄ではいかねぇだろうけど」

春市「分かってるよ。とことん、足掻いてみせるさ」

俺とフロースでなんとか、時間は稼ぐ

ラファル……明世とナディのもとにいくの、間に合ってくれよ！

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