エスポワール・エレメンツ ~３~

Episode１０６ 混乱の選手達 ページ11

御幸サイド

目の前で起きていることに俺は頭が追い付いていなかった

だって、黒い雷鳴が鳴り響いた瞬間に、黒い怪物と謎の男が現れたのだから

そして、人々が取り込まれかけそうになったとき、練習試合の時にいた、謎の女の子２人が怪物に攻撃し、人々を助けた

その後、同じく、練習試合の時にいた、謎の５人の少年達が現れて、７人で謎の怪物と戦っていた

御幸「俺は夢でも見ているのか……？」

倉持「おらっ！！」(ﾄﾞｶﾞｯ)

御幸「いってぇっ！」

倉持からタイキックが。

御幸「何すんだよ、倉持！」

倉持「あ？夢でも見ているのかってオメェが呟いてたから、確認したまでだ」

だからって、いきなりタイキックは痛いだろ！

川上「夢じゃないなんて……」

その時

亮介「！！ねぇ、春市、沢村、降谷の姿がないんだけど」

伊佐敷「なんだと！」

あの３人、先に避難したのか？

クリス「……先に避難したのかもしれないな。」

なら、いいんだけど……

片岡「ならば、我々も避難しよう。今、ここは危険すぎる」

その時、黒い雷鳴がこちらに襲いかかってきた

結城「皆、伏せろ！」

哲さんの指示でなんとか当たらなかったけど、黒い雷鳴は俺達に襲い続けていた

このままじゃ、俺達……

御幸「(避難できなくなっちまう！)」

すると、次の瞬間

？「それっ！」(ｻﾞｯﾊﾟｧｧｧｧﾝ)

青い髪の女の子が水の壁を作り、黒い雷鳴を弾き飛ばした

白州「君は練習試合の時にいた…」

？「ここは危険です！早く避難してください！」

そう言う彼女はとても頼もしく見えた

御幸「ありがとう！」

結城「さぁ、今のうちに避難するぞ！」

俺達はベンチをあとにし、避難した

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